留学をまず志すとき、いったいどこから準備していいのか分からないことが多いと思います。費用はいくらかかるのか、どのくらいの語学力が必要なのか、などなど。
今回は、そのため、実際にドイツ留学をするにあたって絶対に必要な7つの要素をリストアップしてまとめていこうと思います。なお、この記事はドイツ留学を志す方へのガイドマップのような形ですので、具体的な中身に関しては各リンク先の記事を参照ください。
スポンサーリンク
ドイツ留学に必要な7つの要素
以下の7要素は、私が考える、ドイツ留学にあたって不可欠な要素です。この7つの要素を達成するための情報としての手助けを、このブログではしていきたいと思います。
- スケジューリング・時間
- お金
- 正確な情報
- 学歴・職歴
- 語学力
- 事務手続き
- モチベーション
以下、順々に説明していきます。
1.スケジューリング・時間
いくら留学の意思があっても、明日、明後日に応募、というわけにはいきません。大学入試のスケジュールに合わせたプランが必要です。また、ドイツ語を習得し、大学院を卒業するまで、最低でも3年はみておいたほうが良いでしょう。
語学習得から大学院入学・卒業まで最低でも3年
2.お金
留学はお金がかかるものです。ドイツでの年間の生活費はおおよそ120万円程度、語学学校に通うのであれば半年で50万円、日本からの往復チケット、ビザ代、などなどです。せっかく大学に受かってもお金がない、とならないように、渡航前にしっかりと費用の計算をしましょう。
語学学校+大学院入学、卒業(2年間)で300万円~400万円程度
3.正確な情報
エージェント、ブログ記事、書籍など、様々な情報が蔓延していますが、いったいどの情報が正しく、どの情報が自分に適したものなのでしょうか。以下の記事では、各ビジネスモデルを分析したうえで、それぞれの情報のメリット、デメリットを考察していきます。
4.学歴・職歴
ドイツ大学では、高校の成績、大学院では大学の学部時代の成績がものを言いますし、芸術大学に入学するためには、作品の展示歴などが要求されます。例えば、ドイツの文系大学院に入学した場合、GPA換算で3.0以上あることが望ましいです。
大学院入試ではGPAは3.0以上が望ましいが、2.5以上などでも可能
5.語学力
学歴・職歴と並んで大学院入試で重視されるのが、ドイツ語力(英語力)です。そのため、ドイツの大学院を志す場合、もっぱらこのドイツ語力の向上(C1レベル)に向けて努力がなされます。
文系ドイツ語C1レベル、理系・芸術系などではB2や英語能力が課せられるところも
6.事務手続き
ドイツ留学に当たってもっとも煩雑で、面倒な部分がこの事務的な手続きです。ここには、保険関連、ビザ関連などが含まれています。
ビザと保険、および国内の事務手続きなどが必須
7.モチベーション
最後に、上述の1~6までを可能にし、ドイツ留学を成功させるためには、確固たる意志、モチベーションが必要になってきます。