荷造りをしていて、飛行機の積載をオーバーするので別途郵送したり、ドイツについてからやっぱりアレが必要だ、と思ってあとから送ってもらったり、と誰しも1回くらいは海外郵送を経験されるかと思います。
基本的には、日本郵便か、ヤマトの国際宅急便で送る形になりますが、いろいろ送り方があって、禁制品も面倒くさいので一度目を通しておくとよいでしょう。
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どんな種類の送り方があるのか
日本郵便で送る場合は、以下の3つの種類があります。
- 通常郵便
- 小包郵便
- EMS
です。
1.通常郵便
文字通り、日本でもつかうような普通の郵便です。はがきや文書などを送るようなものだと考えておいてください(定形外でも2kgまでは郵送可能です)。
ちなみに、はがき25gを一枚送ると、110円だそうです。
ちなみに、航空便であればこれもまた日本と同じように、ネットによる追跡が可能です。私も以前つかってみたら『○○空港に着いたところです』みたいな感じで表示されてました。
また、特定郵袋印刷物(30kg)などの項目もあります。これは船便なので到着まで2ヵ月くらいかかりますが、大学院なの研究で日本から大量に本を持っていかなくてはいけないときなどに使用しましょう。
2.小包郵便
航空便でも、SAL便でも、船便でも30kgまで郵送可能です。
(SALとは、飛行機の空きを利用して送るやり方で、普通の航空便よりも安いです)
航空便は5日くらいで到着しますが、船便の3倍くらいの値段がします(10kgで18000円程度)
SAL便は2週間くらいで到着しますが、船便の2倍くらいの値段です(10kgで12000円程度)
船便は格安ですが(10kgで7000円程度)、2ヵ月くらいかかります。
衣服などをまとめて送る方は、出発前に余裕をもって船便で送っておいて、現地で受け取るのがいいと思います。
ちなみに、ヤマト国際宅急便は、日本郵便のSALよりも少し安いです。
3.EMS
書類をとても早く送りたいときくらいしか使いません(私の場合は)。
2~4日で着くので便利ですが、以下のように割り高です。
300g1500円、3kg6200円、10kg16200円。。。という感じです。
どれで送るのが適切か
以下のフローチャートに従ってください(日本郵便より抜粋)
1.書類、本など
A:早く送る場合(2~4日)→EMS
B:早くなくていい場合→普通郵便
C:書籍などを大量におくる→普通郵便(特定郵袋印刷物)
2.衣服、雑貨など
A:早く送る(2~4日)→EMS、小包郵便(航空便)
B:早くなくていい(1~2ヵ月)→SAL便、船便
送っていいもの、いけないもの
日本郵便のHPに3Pにわたって記載されています。
http://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/nonmailable_articles.php?cid=6
社会通念的に考えて送ってはいけないもの(武器、弾薬、麻薬、バクテリアなど)はおいておいて、それ以外で注意しなくてはいけないものを述べていきます。
肉、酒、たばこ、医薬品、食料品、などです。
肉や酒や煙草は分かりますが、医薬品や食料品なども送っていけないのは少し厳しいですね。
あと面白いところでは、『暴力を讃美し人種的憎悪をあおる刊行物等』や『装飾した郵便はがき等(ただし、金粉などついていて封筒にいれられていないもの)』もダメだと書かれています。
まあ、衣服や書物や日用品を送れということでしょう。
飛行機に持ち込める重量
最近重量制限が変わって少しタイトになったようです笑
以下、ANAの場合です(その他飛行機に関しては、別途チケットや航空会社のHPを参照してください)
参照:ANAホームページ→http://www.ana.co.jp/int/guide/baggage.html
1.無料手荷物預かり
エコノミークラスの場合、23kgまでです(ただし、3辺の合計が158cm以内に限る)。
重量をオーバーしたり、もう一つ手荷物を預かってもらいたい場合は、別途料金が発生します。
ちなみに、ビジネスクラスの場合は32kgのものを2個まで、ファーストクラスの場合32kgのものを3個まであずかってくれます(3辺の合計は同じです)。
楽器などを持ち込みたい場合は、上記サイトを参照してください。金額がのっています。
2.機内持ち込み
1個まで、10kgまでのものが持ち込めます(これとは別に、お土産やノートパソコンやハンドバックもOKです)
3辺の合計が115cm以内かつ3辺のそれぞれの長さが、25cm,40cm,55cm以内と決められています。