寒い寒いドイツの冬を乗り切ろう。防寒対策、冬の食事、気候について


日本も今年は各地で大雪のようですが、ドイツは例年に比較すると今年は暖かい冬のようです。といっても気温はマイナスですし、雪も積もりますが、耐えきれないほど寒いわけではないのが救いです。

今回はドイツの冬についてまとめていきたいと思います(秋については下記参照にしてください)。

ドイツも四季がある国ですので『秋』の概念は日本とそんなにおおきくは変わりません。夏の間にたくさん葉をつけた梢が紅葉して、10月の半ばもすぎると地面がたくさんの落ち葉に覆われるようになります。

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ドイツの冬

ドイツ語で冬はWinterで、これは英語と同じです。暦のうえでは12~2月までがドイツの冬ですが、人々は寒さを感じたら『Der Winter kommt!(冬が来たぞ)』と言います。

ちなみに、日本では『春の足音』のように季節を擬人化しますが、ドイツの場合『Der Winter steht vor der Tur.(冬がドアの前に立ってる)』といって、冬の近づいている様を表します。

秋の時も少し触れましたが、夏を過ぎるとドイツの空からは太陽が消え去り、毎日の日照時間が極端に少なくなります。

そのため、ドイツ含め北欧では冬になると特に自殺をする人が多くなるとききます。また、冬休みには国内にいないで海外に太陽を求めて出かける人も多くいます。

さて、秋のときと同様以下のような切り口でドイツの冬について触れていきたいと思います。

  1. ドイツの冬の気候
  2. ドイツの冬の食材
  3. ドイツの冬のファッション・防寒具

1.ドイツの冬の気候

まずは冬の気候ですが1月あたりは、北陸のようにドカ雪が降るわけではありませんが、気温はマイナス2度~3度辺りのレンジで、朝方は道路が凍っていることもあります。

ちなみに、参考までに12月~2月までの気温と降水量をみてみましょう。

     12月   1月   2月
最高気温 5.6度   5.0度   6.5度
最低気温 1.5度   0.3度   0.7度
降水雨量 73.4mm  63.8mm  61.6mm
日照確率 15.3%   16.3%   26.8%

このように、1月が一年の中で一番寒い時期で、それを過ぎてさえしまえば日照時間、平均気温共に徐々に高まっていきます。

ちなみに、ドイツの冬の日の出、日の入りの時刻ですが、大体日の出は8時、日の入りは16時と、夏場に比べると極端に日が短いことも特徴的です。

夏場は夜の21時くらいまで明るいのですが、秋分を越えたあたりからめっきり日が暮れるのが早くなり、冬場は夕方でも外に出ると真っ暗な状況です。

http://www.sonnenuntergang-zeit.de/

ちなみに、上述のサイトでドイツの都市の日の出、日の入りの時刻を確認することができます(都市によってそこまで違いはありませんが)。

2.ドイツの冬の食材

今でこそ世界各地から野菜や果物が輸入されてくる時代になって、冬でもマンゴーが食べられますが、かつてドイツは不毛の地で、ジャガイモしかとれないところでした。

それが長い時間をかけて農業技術を発達させてきて、様々な有機野菜を冬場でも店頭でみかけることが可能です。

Sie möchten auch im Winter gesund und kalorienbewusst schlemmen? Kein Problem – sogar in der kalten Jahreszeit gibt es Äpfel und viele leckere Gemüsesorten aus heimischem Freilandanbau.

『冬のあいだも、健康的に、カロリーに気を付けながら食事を楽しみたいと思いませんか?心配ご無用です。寒い季節の間でも、国産の農家(温室栽培ではない)からとれたリンゴや美味しい野菜を味わうことができます。』

これはドイツネスレのホームページから拝借しましたが、やはり国産、有機野菜、というのはどこの国でも人気ワードのようです。

Saisongemüse und -obst, das aus der Region stammt, hat keine langen Transportwege hinter sich. Es ist aromatisch, vitaminreich und enthält reichlich sekundäre Pflanzenstoffe. So stecken beispielsweise in Wirsing, Weißkohl und Co. sogennante Carotinoide und Glucosinolate.

『国内各地から収穫された旬の野菜と果物は、長い陸路を経てやってくるわけではありません。そのため、芳香が漂い、ビタミンに溢れ、十分な栄養を兼ね備えた新鮮なものです。例えば、サボイキャベツや白キャベツなどにはカロテノイドやグルコシノレートが含まれています』

カロテノイドは動物に吸収されるとビタミンAに姿を変える栄養素のようです。グルコシノレートは調べてみても不明でしたが、恐らく似たような栄養素の一種です。

果物に関しては『リンゴ』が冬の果物の代名詞のようなもので、スーパーなどにもたくさん売られています。野菜に関しては以下のようなものが冬に旬を迎えるようです。

Champignons, Chicoreé, Chinakohl, Feldsalat, Grünkohl, Kartoffeln, Knollensellerie, Kürbis, Lauch, Mangold, Möhren, Rosenkohl, Rote Bete, Schwarzwurzeln, Weißkohl

『マッシュルーム、チコリ、支那キャベツ、ノヂシャ、キャベツ、ジャガイモ、カボチャ、ネギ、フダンソウ、ニンジン、赤キャベツ、赤カブ、キクゴボウ、白キャベツ』

主に根菜類が多いようです。ドイツ名物の『塩キャベツサラダ』も、この時期ですと普段より美味しいのかもしれません。

ドイツのリンゴ

ドイツのリンゴ

3.ドイツの冬のファッション・防寒具

最後にドイツの冬のファッションですが、大体コート一着持っててインナーを使いまわせばなんとかなる感じです(みんなそんな感じです)。

その他着合わせとしては、周りを見ている印象としては以下のような感じですので参考にしていただければと思います。

  • アウター:コート(基本的には暗い色が多い)
  • インナー:セーター、タートルネック、トレーナー
  • ボトム:厚手のズボン、ジーンズ
  • 小物:マフラー、耳当てorニット帽、手袋、厚手の靴(トレッキングシューズのようなもの)

アウターに関してはそんなに説明がいらないと思いますが、日本の冬よりも寒いので、普段着ているコートよりももう一段階温かい恰好を想定していた方がいいと思います。

ピーコートからロシアの軍人が着ているようなものまで、こちらの人々はファッションにそこまで頓着ないようで、基本普通の概念のコートであれば浮くことはありません。

ちなみに、お店で売っているコートはこんな感じです(200~500ユーロ程度しますので、コートは日本から持ってくることをお勧めします)

ドイツのコート

ドイツのコート

続いてインナーです。室内やレストランなどではコートを脱ぎますが、暖房のききが悪かったりと中には寒い思いをする場合もありますので、重ね着は必須です。

私は寒がりなのでコートの下に3枚程度着ておきますが、外国人の中には冬でも1枚の強者もいますので、この辺は暑がりか寒がりかでコーデの好みが分かれるところかと。

ズボンも同様に、薄手では当然寒いので、ある程度厚めのズボンと、寝巻き用に同じく厚めのスウェットなどを用意しておきましょう。

最後に小物ですが、実はこれが一番重要です。特に手袋とマフラーは必需品です。どちらもドイツ国内で当然買えます。

ドイツの手袋

ドイツの手袋

相場としては、両方ともヒューゴボスのようなブランドに拘らなければ、大体20ユーロ程度で購入可能です。ブランド物のレザーの手袋なんかだと100~200ユーロくらいします。

また、靴も普通のスニーカーなどでは足が冷えます。トレッキングシューズのようなものがお勧めで、これは日本から持ってくるのは難しいので現地調達しましょう。

ドイツのブーツ

ドイツのブーツ

大体80ユーロもあればまずまずのものが買えますが、中には30~50ユーロ程度で購入可能なものもありますので、デザインに拘らないのであれば小物一揃いで5~60ユーロで調達可能です。

あとはお好みに応じて耳当て、ニット帽なども有用ですが、この辺は軽いですし日本から持ってきた方がサイズもあって良いかもしれません。

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