日本と同様、ドイツでもAmazonを使って商品を発注することが可能です。家電量販店で購入するよりも安価にすみますので、私はちょいちょいこの『ドイツ・Amazon』を利用しています。
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ドイツでアマゾンを利用する
ドイツでは、家電や家具などは、普通の店で買うと結構な値がしますし、町から自宅まで運ぶのも面倒な商品もいくつかあります。そんなときに重宝されるのが、日本と同様に『Amazon』です。以下、商品を購入するまでの流れを見ていきましょう。
1.新規登録
まずは、ドイツ版のアマゾンに申し込むところから始めます。以下のリンクから入り、自分の名前とメールアドレスを登録しましょう。
http://www.amazon.de/ref=nav_logo
上記の写真の、黄色くアンダーラインをつけたところから、新規登録を行います。ここをクリックすると、以下のような画面に切り替わります。
一応、簡単に日本語訳しておきましょう。
Mein Name ist:
『私の名前は・・・』
Meine E-Mail-Adresse lautet:
『私のEメールアドレスは・・・』
Bitte nochmal eingeben:
『もう一度(Eメールアドレスを)入力してください』
Geben Sie ein neues Password ein:
『新しいパスワードを入力してください』
Bitte nochmal eingeben:
『もう一度(新しいパスワードを)入力してください』
これで登録は完了です。続いて、商品を選び、自分の住所を登録するところに行きます。
2.商品の選択
この商品の選択ですが、中々ドイツ語力が問われます。そもそも、我々は家具屋や家電量販店でほしいモノがあったとして、それを日本語で正しく言うことができるでしょうか?鉄棒みたいに洗濯物を吊るすやつ、とかお風呂から出た時に足を吹くマットとか、三角コーナーに置くやつ、とか、日本語であっても中々出てこないものもあります。
私がよくやる手は、街中の家電量販店に行って実物を見て(家電量販店の人には申し訳ないですが)、名前をチェックし、Amazonで探すやり方です。あとは、一度日本のサイトで検索して、ウィキペディアを経由して、ドイツ語名を探す、とかもあります。
ちなみに、私はこの前電気ケトルが壊れたので新しいのを買おうと思ったのですが、名前が分からず、取り敢えず家電量販店で実物と名前を確認し、Wasserkocher(水沸かし機)という名前を見つけました。こういう家電系は割と辞書にも載っていません。
さて、名前が分かったら、その名前で検索をかけて、あとは日本のアマゾンと同様に、気に入ったものを購入します。ちなみに、ここで良く出て来る単語でLieferungというものがありますが『配達』という意味です。
Kostenlose Lieferung möglichと書かれていたら『無料配達可能』という意味ですし、Lieferung bis ○○ と書かれていたら『○○までに配達』という意味になります。
逆に、写真のように商品の値段の横に『Versandkosten』と書かれていたら、配達料金○○€ということですので注意しましょう。
気に入った商品があれば、クリックすれば上記のような画面に切り替わりますので、購入する場合は黄色いマーカーを引いた『In den Einkaufswagen』(買い物かごへ)をクリックしましょう。これで日本でいうところの『買い物かご』に商品が入った形です。
そうすると、続いて上記の写真に移行します。ここで、右上のところに買い物をもっと続けるか、決算するかの質問がでてきます。『Einkauf fortsetzen』が『買い物を続ける』で、『Zur Kasse gehen』が『レジへ行く』です。
ちなみに、写真の下のところには、カードを申し込むと割引になりますよ的なことが書いてありますが、私は面倒なので無視しました。
3.レジでの手続き
続いてレジへと向かうわけですが、ここで住所を入力する画面が現れます(ビザの申請などで住所の書き方はお分かりになっていると思いますので割愛します)。ここで住所を登録しておくと、今後も住所は入力しないで済むようになります。
続いて、配達方法です。ここでは『営業所受け取り』か『自宅配送』かのいずれかが選択でき、自宅配送の場合『速達』か否かを選択できます(速達の場合は割増料金有)。営業所受け取り、というのは、自宅の近くのタバコ屋やガソリンスタンドに荷物を送ってもらい、自分が暇なときに取りに行く方式で、自宅配送の方は、日付の指定はできますが、時間指定まではできませんので、自宅で待機しているのが面倒な人は、営業所受け取りを選択することをお勧めします。
ちなみに、自宅配送の場合荒業として『ドアの前に置いておいて』というやり方もできます。別にドアの前でなくても、庭先とか、ガレージとか、どうしても日中家にいない人はこの方法で荷物を受け取ることが可能です。これは、Amazonで注文後、配達業者の追跡番号などが分かったらできるようになります。
これが済めば、最後にクレジットカードでの支払いとなります。一応、クレジットカードのようなセンシティブな情報を、カフェやホテルのWi-Fiで扱うのは極力避けましょう。
これが、ドイツでアマゾンを注文するまでの流れです。日本と違うのは、時間指定ができないところくらいで、他は大体似ています。