ドイツで新品・中古の家具、家電を購入する一般的な方法とは

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短期間の場合や、ホームステイなどで既に家具、家電が揃っている場合はいいのですが、WGに暮らしていて足りないものがあったり、アパートを借りて新しくそういったものを新調しなくてはいけない場合、自分で買いそろえる必要があります。

今回は、ドイツでの家具、家電の購入方法についてまとめていきます。

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ドイツでの家具、家電事情

WGやホームステイの場合は家具が初めから一式揃っていますが、アパートを借りたりすると新しく一から家具、家電を購入したりしますし、WGやホームステイでも、途中で不便だと感じた場合、足りないものを買い足す必要があります。

というわけで、今回は具体的に、どんなところで家具、家電を揃えることができるのかを見ていきたいと思います。まず、家具・家電に関してですが、ざっくりと『新品(neu)』か、または『中古(gebraucht)』か、で分けることができます。

当然ながら、新品の場合キレイですが値段が張ります。中古の場合、アンティークものでもない限りは安価ですが、補償が無かったり、汚かったりします。

まずは、新品の家具、家電類の購入方法に関して見ていきましょう。

ドイツで新品の家具、家電を購入する場所

1.Saturn

ドイツ国内に250以上の店舗があるので、そこそこの規模の都市であればどこにでもある、欧州最大の家電量販店です。ドイツだけではなく、ポーランドやロシアやトルコにも店舗展開しているようです。

日本のイメージでいえば『ビックカメラ』的な店舗で、それこそカメラ、パソコン、洗濯機、テレビ、ゲーム、コーヒーメーカーetc..と、なんでもかんでも電化製品は揃っていますので、困ったときはここに行けばとりあえず何とかなります。

難点は、他の店舗に比べて高いです。その分保証もしっかりついていますので、その辺は商品と金額の折り合いを、というところでしょうか。

買えるモノ:電化製品全般
2.Karstadt

続いてドイツの百貨店の定番、Karstadtです。こちらも店舗がドイツ国内に80以上ありますので、そこそこの規模の都市であればまあ点在しているはずです。

百貨店ですので、こちらも割となんでも揃っています。特に、寝具、キッチン用品などは力を入れているのか、割と品ぞろえが豊富です(あとは、文房具、旅行グッズ、洋服類等)。ただし、こちらも百貨店価格ですので、料金は高めです。

割とどこの町にもありますし、フロアが多く、見ていて面白いので、暇つぶしや相場を調べるのには良いかと思います。

買えるモノ:キッチン用品、文房具、小物類全般
3.イケア

日本でも有名な家具量販店です。ドイツには50店舗ほどありますので、町の規模が大きければありますが、多少小さいと無いです。ちなみに私はドイツでは行ったことがありませんが、知り合いのドイツ人がちょいちょいイケアで家具を購入しているので載せておきました。

買えるモノ:家具全般
4.Tedi

ドイツでは有名なディスカウントショップで、Wikipediaによると、ドイツ、オーストリア合わせて1400店舗ほど展開しているとのことです。ディスカウントショップですので、家具など大きなものはありませんが、小さな棚、小物入れ、ハンガー類、食器類等、身近でないと困るものが格安で購入できますので、私は重宝しています。

買えるモノ:小物類全般
5.Amazon

ドイツのAmazonに関しては以前まとめましたので、ここでは簡単に紹介します。

ドイツでは、家電や家具などは、普通の店で買うと結構な値がしますし、町から自宅まで運ぶのも面倒な商品もいくつかあります。そんなときに重宝されるのが、日本と同様に『Amazon』です。以下、商品を購入するまでの流れを見ていきましょう。

日本のアマゾンと基本的には変わりません。ネットで注文して、ネットで決済し、あとは好きな日に荷物が自宅に届くという優れものです。ただし、時間指定はできませんので、家で受け取る場合はその日一日家にいなくてはいけないのが難点です(日曜日の配送はありません)。

そう言った場合、指定した場所(庭先やガレージなど)に置いておいてもらうサービスを利用したり、あるいは近くのタバコ屋やガソリンスタンドなどにあずかっておいてもらうサービスを利用すると良いでしょう。

ドイツで新品の家具、家電を購入する場所

1.大学の掲示板

まずは、学生らしいといえば学生らしいのですが、大学の手書き掲示板には、よくいらなくなったものを売ります、的な掲示がされています。

大学の掲示板で売られている家具など

大学の掲示板で売られている家具など

時と場合によりますが、学期の終わり始まりの時期には掲示が集中しています。ここで手に入れられるものはかなり格安で、バイク、自転車、ベット、本棚、教科書類、と運が良ければ自分の欲しいモノがぴったし、それも格安で見つかる可能性があります。

ただし、保証書は殆どの場合ついていないです。

2.フリーマーケット

都市によっては、週に1回、月に1回などの頻度で開催されています。フリーですので、とりあえずふらっと立ち寄って商品を見ることができます。私はちなみにここで、全身用の鏡を3€という格安で購入しました。

こちらも、保証書は殆どついていないです。

3.E-bay

海外で有名なインターネットオークションのサイトです。日本でいうヤフオク的なもので、個人、企業が主に中古の物品をネット上で売買するような形です。このサイトに関しては、ヤフオク同様、時々詐欺などの被害も出ていますので注意が必要です。

4.中古の家具屋

上記の個人売買のモノよりは値が張りますが、大抵の町にはリサイクルショップがあり、そこで中古の家電や家具を購入することが可能です。

以上、ドイツで新品、および中古品で家具や家電を購入する方法です。