ドイツの列車(DB)のチケットを購入するやり方

ドイツ国内を旅行するには、様々な交通機関を利用することができます。バス、飛行機、乗り合いカーなどです。その中でも、Wi-Fiも充電器も使えて快適で、私の一押しなのが「DB(列車)」です。

この列車自体は快適なのですが、チケットの買い方が難しく、初心者にはなかなか敷居が高いデメリットがあります。今回はこのチケットの購入の仕方についてまとめていきたいと思います。

スポンサーリンク

ドイツの列車のチケットを購入する

ドイツの列車のチケットを購入する方法はいくつかあります。具体的には、以下の3つが主なものです。

  • インターネットで購入する
  • 受付で購入する
  • 自動券売機で購入する

それぞれ、長所短所あり、一概にどれがお勧めとは言えませんが、今回は、それぞれの特徴を評価し、買い方についてまとめていきたいと思います。

1.インターネットで購入する

一番オーソドックスなやり方だと思います。インターネットで注文すればメールで紙ベースでのチケットが届きます。これを印刷して列車にもっていけばよく、最悪無くしても何度でも印刷しなおせます。

また、似たようなやり方で、スマホのappでも購入することが可能で、その場合、チケットを印刷する必要はなく、ただスマホの画面を見せればオッケーです。

実に手軽なのがこのインターネットでの購入の特徴で、窓口や券売機のように、時間のプレッシャーがありませんので時間をかけてじっくりと旅の計画を練ることができます。日本にいながら購入できますので、時間にゆとりをもってスケジューリングが行えるでしょう。

短所としては、まず、一部の鉄道に関しては、インターネットでの購入が行えません。例えば、一部の国へ国境を越える場合、ドイツ国内までのチケットはインターネットで申し込めるのですが、国境をまたぐと買えない場合があります。

もう一つの短所として、受付でちゃんと係の人に聞いて買うわけではないので、100%正しいチケットかどうか分からない点です。ドイツに数か月滞在している人ならまだしも、初めてインターネットでチケットを購入する場合は確実かどうか不安になります。

2.受付で購入する

続いて、受付で購入する場合はどうでしょうか。この場合、ここからここまで行きたい、この日に行きたい、と受付の人にじかに話すので、チケットの確実性としては一番正確です。また、質問事項がある場合など、ここですべて確認することができますので、ありがたいです。

また、DBの列車間のチケットであれば、別の駅にいても購入することができます。例えば、現在ベルリンにいて、Düsseldorfからケルンへのチケットを購入したい場合、ベルリンの窓口でも購入可能です。

問題点として、まず、ドイツ国内にいる必要があります。続いて、受付のサービスセンターはいつも人が並んでいて、待たされますし、受付ではそれゆえ時間のプレッシャーがあります。

さらに、英語かドイツ語で受け答えしなくてはいけませんので、英語とドイツ語が初心者の場合、少し難易度が高いです。その場合、上述のようにインターネットで調べた画面を提示して、そのチケットを購入してもらう、などしたらよいでしょう。

ドイツの有人キップ売り場

3.自動券売機で購入する

受付に並ぶのが面倒な場合、駅に設置されている自動券売機で購入することも可能です。ただ、自動券売機の操作は、慣れていないと難しいですし、後ろに人が並んでいたりすると焦ります。

さらに、自己責任ですので、仮に間違ったチケットを買って列車に乗ってしまっていたら、そのまま罰金が科されます。正直、旅行でドイツに行く際などにはあまりお勧めできない購入方法です。

また、一部の駅などでは、この自動券売機ではクレジットカードが使えないケースも存在します。