ドイツの大学・ジムではどんなスポーツができるのか:Hochshulesport

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ドイツでは割と気軽にスポーツを楽しむことができます。今回は、ドイツで楽しめるスポーツの種類や、申し込み方法に関してまとめていきたいと思います。

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大学の運営するHochshulesport(大学スポーツ)

まず、ドイツで運動する一番オーソドックスな方法は、大学の運営する『Hochshulesport』に参加することです。全部の大学のサイトを見たわけではありませんが、見たところ、一定規模以上の大学はみなこの『大学スポーツ』とやらを運営しています。

例えば、以下はフランクフルトにあるGoethe Uniの引用ですが、サッカーやバスケ、テニスなど一般的なものから、カポエラーや忍術までそろっています

Das Zentrum für Hochschulsport bietet für alle Studierenden, Bediensteten und Auszubildenden der Goethe-Universität ein bedarfsorientiertes und qualifiziertes Sport- und Bewegungsangebot. Wöchentlich „bewegen“ über 100 Übungsleiter/innen in mehr als 300 Kursen über 10.000 Teilnehmende.

『大学スポーツ運営は、当大学の全ての生徒、職員、職業訓練性に対し、質の良いスポーツ・運動プログラムを提供している。毎週、100を超えるインストラクターが、300を超えるコースと10000を超える参加者の元で活動している。』

ちなみに、私の大学のプログラムも似たようなモノなので、ある程度プログラムの内容は共通しているのかも知れません。値段に関しては、インターネット上では記載が見つかりませんでしたが、参考までに、私のところは、確かスポーツだけ参加するのであれば月2~3ユーロで、フィットネススタジオを使用するなら月15~20ユーロ、サウナやプールを使用すると30ユーロくらいだった気がします。

私も何度かプログラムに参加したことがあります。サッカーやテニスなどは練習メインなのですが、格闘技系は割と細かい指示が飛んでくるので、全て理解しようとすると高度なドイツ語能力が必要になります。

また、格闘技系は時間いっぱいその格闘技をおこなうのではなく、大体半分が演習で、半分がトレーニング(腕立て、スクワット、腹筋など)です。演習の時は、大抵パートナーを近くで見つけて行うことが多いので、参加するにあたって、多少なりともドイツ語が話せた方がよいでしょう。

また、格闘技系の演習でも、男―女でペアを組むこともありますので、女性の方で、そういったことが苦手な場合はやめておいた方がいいかもしれません。社交ダンスなどは、更に男女でペアを組むことが多いです。

スポーツジム

続いて、スポーツセンターに大抵付随しているスポーツジムに関してです。上述の通り、月15~20ユーロくらいで入会することができます。値段に幅があるのは、期間によって突き当りの値段が変動する、という意味で、例えば、一ヵ月のみの申し込みなら20ユーロで、半年まとめてだと15ユーロ、それ以上の期間だとさらに安くなる、といった形です。

ちなみに、長期間契約する場合、わたしの大学では口座引き落としも使えました。その際には最初の契約の際に、自身の口座番号などが必要になりますので、持っていきましょう。

ジムでできることは、基本的には日本と同じで、用意してある器具も大体同じかと思います。説明は全て英語かドイツ語で書かれていますが、別の人が使っているところを見れば使い方はなんとなくわかると思います。

器具を使う場合には、マイタオルを持参して、椅子のところにかけている人をよく見かけます。していない人もいるので、恐らく必須ではないかと思いますが、使い終わった後は消毒液などで汗を拭くと丁寧です。

ドイツで運動を考える際に必要なモノ

続いて、ドイツでこうしたスポーツプログラム、ないしは仲間内でのスポーツに参加する際に必要となるモノに関してです。下記の1~4に関しては、できれば日本から持ってきたほうが良いでしょう。というのも、ドイツのスポーツ用品は割高ですし、サイズもドイツ人サイズですので、特に靴などは自分に適したものがあるかどうか分かりません。

1.運動靴(外履き)

サッカーやテニス、ジョギングなどを考えているのであれば、外で活動するようの靴は持ってきた方がよいでしょう。上述のようなスポーツセンターに限らず、ドイツの都市は自然が多いので、休日・平日問わず大勢の人々がジョギングしている姿がうかがえます。

2.運動靴(内履き)

ジムに通ったり、室内競技をする際に必要になります。当然、外履きとは区別される必要がありますので、最低でも2つは、スポーツ用の靴が必要だということになります。私の友達は、それに加えてサッカー用のスパイクも日本から持ってきていましたが、あとはお好みにあわせてです。

3.水着・ゴーグル・帽子など

夏は用水路(無料)のようなところで皆泳いでいますし、冬も温水プール(学生料金で1回2~3ユーロ)で泳ぐことができます。また、サウナなどでも使用することがありますし、水着関係は割と必需品だと言えるでしょう。

4.運動着

別にドイツでも売っていますが、個人的には日本で買うよりも高い気がしますので、荷物のスペースに余裕があれば日本から持ってくることをお勧めします。冬場は特に冷えますので、夏用とは別に、長袖のモノや、上に羽織るパーカーのようなモノもあればbetterです。

5.水筒

これはドイツで買ってもそんなに高くないです。運動は当然、体力を使いますので、こまめな水分補給が肝心です。水筒とは別に、プロテイン用のシェーカーを持参している人もよく見かけます。

6.タオル

ジムでは器具の椅子のところにタオルをかけている人を良く見かけますし、運動後のシャワーなど浴びる際にも必要です。

7.その他マイ○○

あとは、やりたいスポーツに合わせて必要なモノがあるかと思います。卓球でしたらマイラケットですし、合気道でしたらマイ道着、といった形で、割と愛用のモノを使っている人を見かけます。