急にWi-Fiが必要になった、急に充電が必要になった、という際に、近くのカフェなどに駆け込むことが手っ取り早いのですが、必ずしもそのカフェでWi-Fiが使えるとは限りません。
日本であれば、ドトールやベローチェなど、いわゆる「チェーンカフェ店」がよく知られているので、駆け込むカフェの目安はおおよそつきますが、ドイツではどうなのでしょうか。今回は、Wi-Fiも充電もできる、お勧めのチェーンカフェ「Balzac Cafe」についてまとめます。
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Balzac Caféとは
Balzac Caféとは、2017年現在、ドイツ13都市に合計で43支店を展開しているチェーンカフェで、ベルリン、Düsseldorf、フランクフルト、ミュンヘンなど、大きな都市はだいたいおさえており、ベルリンには8つも支店があります。
創業者の姉妹は、アメリカに滞在経験があり、そこでインスピレーションを得てドイツでのカフェの創業につなげたようです。ハンブルグからはじめ、現在では上述の通り各都市に展開する、一大チェーンと化しています。
Bei der Wahl des Namens Balzac ließen sich die Schwestern von dem berühmten französischen Schriftsteller Honoré de Balzac und seine Abhängigkeit vom „schwarzen Gold“ leiten.
「創業者の姉妹は、このカフェの名前をフランスの文豪バルザックと、彼が「黒い宝石(カフェ)」を耽溺していたことにちなんで名付けた。」
(バルザック・カフェHPより引用)
ちなみに、店の名前の由来ですが、ご存知の通り、バルザックはフランスの文豪です。彼は夜中に原稿を仕上げるタイプでしたので、夜通しカフェを飲み続け、コーヒーの中毒レベルだったと言われています。
メリット
スターバックスとはちょっと違った、もう少しアットホームな空間がうりで、ソファやクッションも用意されています。特にこのBalzac Café、旅行客に嬉しい以下のようなメリットが存在します。
1.Wi-Fiが使える
食べ物、飲み物をオーダーすると1時間分の無料Wi-Fiパスワードを貰うことが可能です。ちなみに、このWi-Fiパスワードが欲しい場合会計の際に「Wi-Fiパスワードください」と言わないとくれませんので注意しましょう。
2.営業時間が長い
駅に併設されている支店などは、朝は5時から夜は23時までと、ドイツのカフェには珍しく早朝、深夜営業を行っています。また、土曜日曜も営業しており、なにか旅行中に困ったときにはWi-Fiを拾える駆け込み寺として利用可能です。
3.くつろげる
ソファやクッションなど、長くくつろげるような仕様に内装がほどこされています。Wi-Fi目的でも、友達と長くくつろぐ目的でもよく利用しているドイツ人はいます。
(バルザック・カフェHPより引用)
どんなものがオーダーできるのか
さて、肝心のオーダーできるものについてですが、カフェですので当然カフェ、カフェラテ、カプチーノなどが注文可能です。カフェは2ユーロから、カフェラテやその他のソフトドリンクは3ユーロからと、ドイツのカフェとしては適正価格と言えるでしょう。
(バルザック・カフェHPより引用)
その他にも、ケーキやスナックなどを注文することができます。味としては、「ハンドメイド」を売りにしているらしく、インスタントのものよりは確かにおいしい気がします。