日本人はドイツの大学・大学院で奨学金を受給申請できるのか?

ドイツで大学生生活を送るにあたって、ネックになるのが「金銭面」での問題だと思います。アルバイトと学業を両立させることは難しいですし、卒業まで金銭的にぎりぎり、という方も少なくないと思います。

今回は、日本人がドイツで大学生活を送るにあたって、どういった奨学金(Stipendium)が受けられるのか、そもそも奨学金はあてになるのか、を見ていきたいと思います。

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ドイツにおける奨学金、給付金制度

今回は「ドイツ」での奨学金に限って話を進めていきたいと思います。これとは別に、DAADなど、日本の財団・機関から奨学金を受けられる制度もあるのですが、今回は割愛します。

さて、ドイツの大学は学費がほとんどタダで、学生の大学進学をサポートする体制をとっています。さらに、それとは別に、貸付金、奨学金なども充実しており、一見すると我々日本人にとっても不自由なさそうなのですが、実は、条件などを見ると「EU国籍の者」「難民申請をうけたもの」など、我々が申請できそうな奨学金の数は意外と多くありません。

例えば、誰でもお金を借りられる「BAföG」というシステムがあるのですが、これはドイツ国籍の者に限ります。

ですので、我々が仮に奨学金を申請するとしたら、返済義務のない、しかし競争倍率の高い財団からの寄付金などに頼ることになるのです。

例えば、以下の表は一例で、これらの財団に応募し、審査を通過すれば、一時金、あるいは毎月定期的に奨学金を得られることが可能になります。

奨学金一例

http://www.mystipendium.de/stipendium/auswertung

中には、必要条件が課せられているものも多く、例えば、医学部に限る、優秀な成績者に限る、などです。上述の写真の中ですとSpenersche Stiftungなどは特段条件を設けておらず、ドイツの大学に在籍しているものであれば誰でも応募できます。

ただ、大抵こうした財団からの奨学金は競争倍率も高く、書類審査だけでなく、面接なども行われており、最終的に奨学金を得るまでは割と長い道のりです。とりあえず、数ある財団の中から、自分の条件に合ったものをしらみつぶしに探していくしかありません。

どんな書類が必要なのか

財団や奨学金の種類にもよりますが「志望動機」「履歴書」「大学の成績」などは必須で、財団によっては「教授による推薦状(場合によっては複数)」「手書きの履歴書」などを求めてくるところもあります。

書類審査を通過すると、今度は面接、グループ面接、プレゼンテーションなどが設けられており、それらを通過してはじめて、奨学金が得られる、という仕組みです。

さて、このドイツの大学・大学院で奨学金を申請する、というのは現実的でしょうか?私はあまりそうは思いません。もともとあてにせずに、一応時間があったら申請してみて、もらえたらラッキー程度に考えておいたらよいかと思います。

実際問題、大学に入って数か月は、自分の周りのことでいっぱいいっぱいで、奨学金の募集まで頭が回らないですし、奨学金ありきでお金のプランを立てるのは、あまりにリスキーかと思います。結論を言えば、ドイツの奨学金は我々日本人にはそこまであてになりません。

また、上述のとおり日本の財団に奨学金の応募を行うことも可能ですが、こちらも狭き門ですし、面接の際に日本にいないといけないのがネックです。

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