ドイツ語の接続詞(Konjunktion)を知らないと文章は作れない!

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今回のテーマは『接続詞』です。

英語における接続詞はあまりルールが複雑でないのでそこまで苦労しませんが、ドイツ語の接続詞は独特なルールがあります。

またその都度新しい接続詞がでてきたらその用法を説明しますので、とりあえず今回は『接続詞』の基本概念を説明するにとどめます。

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接続詞とは

広辞苑の説明が簡潔だったので、今回は百科事典マイペディアから引用します。

品詞の一つ。二つの文、句を接続し前後要素の関係を示す機能を持つ自立語。接続される要素間の関係により、等位(and, but)、従位(because,if)などに分類される。日本語の接続詞の概念は英語とは一致しないが、一般に、順接(だから)、逆説(しかし)、累加(および)、選択(あるいは)などに分類される

と書かれています。

また、分かりやすくするために英語との比較を見てみましょう

英語における接続詞

andやifがすぐに思い浮かぶと思いますので、これらを例にとってみてみましょう。

例1:He has long hair and wears jeans.
例2:If it rains tomorrow, I’ll stay at home.

ともに、語順は接続詞を伴わない文型に準じています。

例1のほうでは『He has long hair』と『He wears jeans』を結んで、あとにくる文章の主語が省略されているだけです。

例2のほうでは『I’ll stay at home』に『If it rains tomorrow』という条件が付着しているので、やはりSVの語順は保たれています。

これが、ドイツ語では少し勝手が違います。

ドイツ語における接続詞

接続詞のことをドイツ語で『Konjuktion』と言います。

ドイツ語の接続詞には、基本的には2パターンあると憶えていてください。

  1. 接続詞以下の語順が変わらない接続詞
  2. 接続詞以下の語順が変わる接続詞

この2種類です。以下、詳細を見ていきましょう。

1.接続詞以下の語順が変わらないもの

und, aber, denn, sondern, oder など

ドイツ語の語順では、『動詞は2番目にくる』というのが原則でした。

重要なのは、語順です。最初のうちは、『2番目にくる』と憶えていてください(あとから例外もでてきますが、最初のうちは『2番目にくる』というのが大前提です。)

しかし、一文の中に上記のような接続詞が加わることで、その文章の順番はリセットされます。

例:Er lief sie an, und sie kam.
彼が電話したら、彼女は来た(因果的用法)。

Er lief sie an(彼が彼女に電話した)
というSVOの文章と
Sie kam(彼女が来た)
というSVの文章をつなげているのがundです。

これは、英語の同じような感覚なのであまり問題ないと思います。問題なのは、接続詞以下の語順が変わるような次の例です。

2.接続詞以下の語順が変わるもの

例:Wenn ich Nachricht von ihr habe, lufe ich dich an.
彼女から報せがきたら君に電話するよ

本来であれば動詞は2番目にくるものですので、
Ich habe Nachricht von ihr.(彼女から報せが来たら)

Ich lufe dich an.(君に電話するよ)

という2つの文章だったはずですが、wenn(~するときに)やals(~したときに)やweil(~であるがゆえに)といった『従属の接続詞』と呼ばれる接続詞は、接続詞以下の文章の語順で必ず動詞を最後に移動させます。

(wennとalsの違いについては後述することにします)

と同時に、接続詞以下の文章を一つの『句』にしますので、自ずとコンマ以降の文は、『2番目は動詞』の原則にのっとって動詞からはじまります。

『Wenn ich Nachricht von ihr habe』, lufe ich dich an.

『』内を一つの『句』として見ていただけると分かりやすいかと思います。この『句』の中では、動詞の位置は最後に移動します。

これが一文における一番目の語順ですので、この場合、次には動詞にあたる『lufe』がくるのがルールになります。

また、ドイツ語における関係代名詞においても、この『動詞が最後にくる』というルールが適用されます。以下の例を見てください。

例:Tokio ist die Stadt, die die Hauptstad von Japan ist.
東京は日本の首都である。

上記の場合、
Tokio ist die Stadt,
Die Stadt ist die Hauptstad von Japan.
という2つの文章があり、それを英語の『which』のように太字の『die』がつなげています。

関係代名詞に関しては詳細を後述しますので、とりあえずこのルールだけ憶えておいていただけたらと思います。

接続詞で文章の語順が変わるのはドイツ語特有のルールで、はじめは違和感を感じるかもしれませんが、慣れてしまえば会話も問題ありません(慣れてしまうまで少し時間がかかります)。

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2 Responses to “ドイツ語の接続詞(Konjunktion)を知らないと文章は作れない!”

  1. Ss より:

    Rufen (Lufenではなく)

    • 俺ドイツ! より:

      遅くなって申し訳ございません、ご指摘ありがとうございますm(_ _)m修正させていただきます

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