世界史を見渡してみると、ドイツおよびその前身となった国家(プロイセンなど)のもたらした影響ははかりしれません。ドイツの偉人たちは、哲学、文学、芸術、自然科学、宗教、発明、軍事、などあらゆるジャンルにわたって人類の進歩に貢献してきました。
このカテゴリでは、その中でも特に面白いと思われる人々の思想と活躍をまとめていきたいと思います。
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ドイツと言っても、時代に応じて国境線が移動したり、移民したりされたり、ということがあるので、厳密にドイツ生まれのドイツ人、というより、もうちょっと大雑把な目で見て、ドイツ語を母語として話すような人々をひとくくりにまとめていきたいと思います。
例えば、ぱっと思いつくようなドイツの学者、思想家、発明家、軍人などを下にリストアップしてみました。おそらく、聞いたことのある名前もちらほらあるのではないでしょうか。
ちなみに、数字で見ると、ドイツ人のノーベル賞受賞数はアメリカとイギリスに次いで世界3位で、特に物理学と化学の領域ではアメリカに次いで2位をキープしています。
グーテンベルグ(1400頃~1468):キリスト教の歴史を変えた活版印刷
フォン・ブラウン(1912~1977):宇宙ロケット開発の父
ケンぺル(1651~1716):ヨーロッパにジャポニズムをもたらした”日本誌”の著者
マルクス(1818~1883):資本論を著した共産主義思想の哲学者
フロイト(1856~1939):哲学に大きな影響を及ぼした精神分析の祖
ブリュッヘルとシャルンホルスト:ナポレオンを追い詰めたプロイセン軍人
モルトケ(1800~1891):ドイツ統一の立役者、プロイセンの元帥