留学をする場合、居住地は日本ではなくなりますので、住民票を抹消する必要があります。ただし、住民票を抹消するためには具体的に「何日」に日本を離れるのかを明確にしておく必要があります。
そのため、住民票の抹消は飛行機を予約し、具体的に日本を離れる日が決まってからおこないましょう。
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まずは、航空チケットを手配するところから話をまとめます。語学学校や、大学の語学コースに通う場合、すでに都市はある程度決まっている状況だと思います。
ドイツ国内へ行くいき方は、オーソドックスなものだとルフトハンザ、ANAですが、他社に比べて若干割高です(都市にもよりますが、シーズンオフで12万前後くらいでしょうか)。直行便を利用する場合、フランクフルト、Düsseldorf、ミュンヘンまで行くことが可能です。
直行便でないフライトを利用する場合、韓国経由、ドバイ経由のエミレーツなどがあり、これらは上述の直行便に比べて格安ですが、代わりに乗り継ぎのために空港で長い間待たされることとなります。
他にも、どのようなルートで目的地までつけるのか、知りたい場合は「スカイスキャナー」のような比較サイトを利用すると便利です。
航空券を買う際におすすめは、帰国日を指定しない『オープンチケット』です。
と、いうのも「片道」チケットを買ってしまった場合、たまに入国拒否されるケースがあるからです。ドイツではビザなしで3ヵ月滞在できるので、まずそういったトラブルにはならないと思いますが。
また、行ってしまえば半年以降先の予定など分からないと思いますので、あとから日付の終生がきくオープンチケットが便利です。
例えば、ANAの場合ですと、6か月~1年の幅がもたせられたはずです。
出国日が決まれば、お住まいの市区町村で住民票末梢の手続きをしましょう。健康保険、年金、住民税の項目でもふれましたが、この手続きをすることによって、さまざまな支払いの義務から解放されます。
住民票末梢には、『原則1年以上』の海外渡航予定がある場合と言われます。では、『1年以下』で一旦帰国する場合、ないしは帰国予定日が決まっていない場合などはどうすればよいでしょう?
このへんに関しては、実は窓口によってはえらくなあなあです。口頭で『1年以上渡航予定がある』と言えばそれだけで海外渡航として認めてくれます。
ちなみに、万が一1か月やそこいらで、病気などで実家に戻ることになっても、『不慮の事態』として虚偽にはあたらないそうです。
この辺は直接窓口のお姉さんに尋ねたので間違いないかと思いますが、不安な方は窓口で尋ねられるといいと思います。