大学の研究施設:ドイツの植物園や動物博物館で休暇はのんびりと

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食後や、試験勉強の合間など、少し息抜きをしたいときなど、大学の近くには『植物園(Botanischer Garten)』が設けられている場合が多いです。今回は、そうした植物園の魅力に迫っていきたいと思います。

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ドイツの植物園とその概要

ドイツの地方都市には、多くの自然が残されています。私の住んでいるところも、町から自転車でものの10分も離れると、田園風景が広がっていますし、そうした牧歌的な風景で、日々の疲れをいやすことができます。

また、町から離れなくても、大抵の大学の近くには、研究目的もかねて、植物園が隣接しています。規模にもよりますが、中に池が設けられていたり、季節の花々を楽しむことができるのです。

Ein botanischer Garten ist eine oft nach Herkunft der Pflanzen-Arten geordnete Anpflanzung von Bäumen, Sträuchern und krautigen Pflanzen. Botanische Gärten stehen häufig unter der Verwaltung einer Universität oder Hochschule, da solche Sammlungen von Pflanzenarten als Basis für wissenschaftliche Arbeit genutzt werden können.

(ドイツ版ウィキペディアより引用)

『Botanischer Garten(植物園)は、大抵の場合、木々や低木、雑草など様々な植物が整えられた場所を示す用語にちなんでいる。多くの場合で、植物園は、研究目的で使用するために、大学など研究機関の管理下におかれている。』

というわけで、別に営利目的というわけでもありませんので、無料のところが多いと思います。無料の割には、植物ごとに分類分けされた立札がかけられていたりと、割と楽しむことができるのです。

植物園の様子

植物園の様子

今はほとんど冬に差し掛かっているので、あまりキレイな花々は見れませんが、夏場などは割と様々な種類の木々や花が咲いていて、散歩していても楽しめます。

ドイツの植物園その2

ドイツの植物園その2

ちなみに、植物園の歴史に関しては以下の通りです。

Seit dem Jahr 1492 ist das Arboretum von Trsteno nahe Dubrovnik nachgewiesen. Frühe botanische Gärten wurden 1544 im italienischen Pisa von Luca Ghini, 1545 in Padua von Johannes Baptista Montanus sowie in Florenz (1545) und Bologna (1568) gegründet. In Deutschland wurden botanische Gärten angelegt in Leipzig (1580), Jena (1586), Heidelberg (1593), Gießen (1609) oder Freiburg (1620), meist noch integriert in die medizinische Fakultät als Hortus Medicus. Der Botanische Garten Kiel war der erste deutsche botanische Garten im engeren Sinne. Er wurde 1669 von Johann Daniel Major an der Universität Kiel eingerichtet.

(ドイツ版ウィキペディアより引用)

『1492年以降には、Arboretum von Treteno(クロアチア国内に)があったことが証明されている。初期の植物園に関しては、1544年にイタリアのピサ、1545年にPadua、1545年にFlorenz、1568年にBolognaなどが相次いで建てられている。一方、ドイツ国内に関してだと、1580年にLeipzig、1586年にJena、1593年にHeidelberg、1609年にGiessen、1620年にFreiburgなどに設立され、大部分は「Hortus Medicus」として、薬学部に吸収されている。狭義での植物園に限れば、Kielに設立されたものがドイツ国内では最初のモノであり、1669年にKiel大学のJohannによって設立された。』

日本でいう、江戸時代前後くらいのころでしょうか。日本も、平安時代くらいから庭園という体での植物園は存在していますが、目的が恐らく違います。西洋人が自然を『支配』しようと言われているのに対し、東洋人は自然と『調和』することが目的である、とよく言われているように、です。

大学の、自然にちなんだ研究所など

上述のように、植物園は庶民の憩いの場であると同時に、大学の研究施設でもあります。日本と違って、大都会に多くの大学が密集している、というわけではなく、それぞれの都市に地方国立大学が点在しているドイツでは、土地も比較的余裕を持って使えるようで、様々な研究施設が立ち並んでいます。

以下、植物園の他にも、大学の所有している研究施設について簡単にまとめていきたいと思います。ちなみに、うちの大学の場合、大学生であれば入場料金は全て無料です。

1.動物学博物館

植物園と同じく、普段は研究用に用いられている博物館で、一般開放されています。ただ、商売っ気があってやっているものではないので、デートで行くようなロマンチックな場所ではありません。私の近くのところは、ペンギンの標本とか置いてあるだけです。

Das Zoologische Museum Kiel ist eines der ältesten Naturkundemuseen in Deutschland, dessen Anfänge bis ins 17. Jahrhundert zurückreichen. 
Im 19. Jahrhundert entwickelte sich das Museum zu einem der bedeutendsten zoologischen Forschungsinstitute in Deutschland. Daher archiviert das Museum bis heute einzigartige Sammlungen von hohem wissenschaftlichen und kulturellen Wert.

参照元:Startseite

『キール動物博物館は、17世紀にオープンした、ドイツで最も古い自然博物館の一つです。19世紀になると、ドイツで最も価値のある動物学研究所として発展を遂げました。それから今日まで、キール動物博物館は、ドイツ国内でも比類の無い学術的、文化的価値を持つ博物館になったのです。』

日本の大学教育が始まったのは明治維新後ですので、やはり、16世紀17世紀から自然科学の研究にすでに熱心だったドイツとは研究所の歴史が違います。

2.大学コレクション

大学の私有物なのか、Sammlung(コレクション)という名目で、芸術作品や、解剖の標本やらを展示している大学が多いです。

Die Universität Tübingen bewahrt in ihren 55 wissenschaftlichen Sammlungen einzigartige Schätze aus ganz unterschiedlichen Fachbereichen. Auf dieser Seite finden Sie alle Sammlungen mit ihren öffnungszeiten und Ansprechpartnern alphabetisch aufgelistet.

参照元:MUT – Sammlungen

『テュービンゲン大学は、様々な学術分野の貴重品を、55もの博物館に貯蔵しています。このサイトにて、どこでこれらの貴重品を見ることができるのか、何時にオープンしているのかなどをアルファベット順に調べることができます』

エジプトコレクション、絵画コレクション、物理学コレクションなど、メジャーなものからマイナーなものまでずらーっと並んでいます。私の大学の貯蔵はこんなに多くないので、恐らく大学によって異なるのでしょう。その町ごとに、このように大学の営んでいる研究施設や、博物館があり、たいていの場合安く入場することができますので、時間が余った場合にはぶらぶらしてみると楽しいです。

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