ドイツの動詞の大原則:一般的には文の2番目にくる動詞の基礎

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中高生のとき国語の授業で『主語』『述語』『なんとか活用』『なんとか動詞』というものを延々と勉強し、こんなもの何の役に立つのだと思った覚えがありますが、外国語を勉強するのにある程度母国語の文法の下地は必要だと、一から外国語を始めてみて思いました。

また、我々の場合は無数に湧いてくる『漢字』というものを小中高の国語で勉強させられましたが、ドイツ人も同じく初等教育である程度の文法を学ぶようです。

それでも中には覚えきれずに、街中で変なドイツ語を使っているやつがいると、語学教師が嘆いていましたが、どこの国でも国語教育の重要性は同じなのでしょうか。

さて、今回は前回の『主語』に引き続き『動詞』をまとめていきます。

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動詞とは

広辞苑によると

動詞とは、品詞の一種で、事物の動作・作用・状態・存在などを時間的に持続し、また時間的に変化していくものとしてとらえて表現する語

と書かれています。

普段我々は、『あ、これは副詞だ』とか『あ、これは形容動詞だ』とか、一々気を付けて日本語を話していませんが、『書く』『話す』『歩く』など我々が行う動作はすべて動詞ですし、『鳴る』『落ちる』『燃える』など、事物が主語になった場合でも動詞ですし、あるいは『寝ている』『横になっている』『~いる(sein)』などの状態も(ドイツ語では)動詞です。

始めのころは、特に『動詞』に気を付けてドイツ語を読むことをおすすめします。主語と動詞の位置さえつかめれば、『誰が』『何をしている』かがつかめ、最低限の文章の大意は読み取れるからです。

動詞の語順

動詞の語尾変化などに関しては、正直参考書や語学学校のほうをメインにしていただけるとよいでしょう。ここで改めて紹介するものでもないと思いますので省略します。

重要なのは、語順です。最初のうちは、『2番目にくる』と憶えていてください(あとから例外もでてきますが、最初のうちは『2番目にくる』というのが大前提です。)

例えば、以下のドイツ語文を見てください。
例1)Ich komme aus Japan. (私は日本の出身だ)

1番目には『Ich』、2番目には『komme』が来ています。主語は必ずしも1番でなくてもいいのですが、動詞の位置だけは不動の2番目です。

これくらい簡単ならよいのですが、次に以下のドイツ語文を見てください。
例2)Mogen kauft meine kleine Nichte ein gutes Kleid.(明日、私の小さな姪は一つの良い服を買う)

ここにおいては、主部にあたる『meine kleine Nichte』は語順でいうと3番目に移動していますが、それでも動詞は2番目です。

例3)Wenn ich zeit habe, gehe ich ins Kino.(時間があるときには、私は映画館へ行く)
これはいずれ詳しく触れますが、このセンテンスに全体おける動詞は『gehe』です。Wenn以下は『副文』といわれ、『時間があるとき』という条件を表しているにすぎません。

ですので、こうしたコンマで区切っているような文章に関しても、やはり『2番目に動詞』というルールは保たれています(副文の中では、動詞は最後に来ますが)。

A1レベルで、最低限憶えておくこととしてはこれくらいです。今後、不規則動詞などもでてきますが、最初の段階では混乱するので、徐々に見ていった方がいいと思います。

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