失業保険の失業手当。海外渡航者はしっかり知っておくべき基礎の基礎

6234091147_5ed4a12a14_b
年金、保険、税金と、出費ばかりであまり楽しくないトピックが続いてますが、今回は少しポジティブな話題です。

結論からいうと私はこの失業手当を受給しませんでした(詳しくは後述しますが、渡航前のスケジュールとあわなかったため)

ただ、人にきいたり、調べたりしたので、取り敢えずまとめていくことにします。

スポンサーリンク

失業手当とは

会社を首になったり、会社が倒産したり、退職したり、と、まあいろいろあって要するに定職についていない状況になった場合にもらえる手当です。

受給資格のところで後述しますが、受給できるのは、『国内にいて』『再就職の意志があるもの』に限ります。私は別に、海外渡航の予定がまだ先だったら、せっかく長年働いてきたことですし、申請してもらっても悪いものではないと思いますが、一応定義としては以上の通りです。

いくらくらい貰えるのか

計算方法は以下の通りです(いろいろと計算式が多くてすいません笑)

1『賃金日額を計算する』

これは簡単です、手当などを含めた退職前半年分の給料を180(日)で割ってください。簡単に、田中さん(仮)の月給を36万だとしましょう。すると、40×6÷180ですので、賃金日額は12,000円です(残念ながら一日1万2千円が給付金額ではありません)

2『賃金金額に応じて区分けする』

本当は30歳未満と30歳以上などで少し金額が違うのですが、3割も4割も違うわけではないので、ここでは30歳未満のテーブルにのっとって計算しましょう。

さきほど計算した日額賃金が、いくらかによって進み方が違います。

A:日額賃金(2320~4639円)
→日額金額×0.8=給付金額(1日当たり)

B:日額賃金(4640~11740円)
→((-3 × 賃金日額 × 賃金日額) + (70,720× 賃金日額)) ÷ 71,000=給付金額

C:日額賃金(11741~12880円)
→日額金額×0.5=給付金額

D:日額賃金(12881円以上)
→6440円(30歳未満の場合)=給付金額

田中さんの場合、日額賃金が12000円ですので、Cの区分けに入ります。ですので、12000円×0.5の、6000円が一日当たりの給付金額です。

3『2の結果に、給付日数をかける』

勤続年数に応じて、もらえる期間がことなります。
A:1~9年→90日
B:10~19年→120日
C:それ以上→150日間
田中さんはまだ20代なので、90日が限度です。つまり、6000円×90日で総額54万円もらえることになります(一度にもらえるわけではありません)

失業手当の受給資格

ちなみに、失業手当の受給資格とはどのようなものでしょうか?

ハローワークのHPには、以下の文言が表記されています。

失業の認定を受けようとする期間(認定対象期間。原則として前回の認定日から今回の認定日の前日までの期間)中に、原則として2回以上(基本手当の支給に係る最初の認定日における認定対象期間中は1回)の求職活動(就職しようとする意思を具体的かつ客観的に確認できる積極的な活動のことをいいます。)の実績が必要となります。
また、自己都合などで退職された場合、離職理由によっては、待期期間満了後3か月間は基本手当が支給されません(離職理由による給付制限)が、この期間とその直後の認定対象期間をあわせた期間については、原則として3回以上の求職活動の実績が必要となります。

https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_procedure.html#kettei
(参照サイト:ハローワークインターネットサービス)

噛み砕いていうと、『失業し』『再就職の意志がある』者が受給対象者です。

ちなみに、『自己都合退職』と書かれていますが、留学に行くので会社を辞める、というのは『自己都合退職』です。ですので、待期期間満了後3か月はもらえないことになります。

じゃあ『自己都合退職』以外で会社を辞めればいいじゃん!と思う方も中にはいるかもしれませんが『自己都合退職』以外の理由である『会社都合退職』で会社を辞めるには、身体の不具合、会社による退職勧告などの確固たる理由と証明が必要です。

色々なサイトを見ていると『週に○時間以上の残業時間を証明できれば会社都合退職にできる可能性が云々』などといろいろと書かれていましたが、渡航のスケジュールも近づいており、そこまでして受給するものでもないか、と思い私は諦めました笑

それと、私が調べたところ、海外にいながら失業手当を受け取るのは不可能でした。

ただ、退職から渡航まで、3か月以上の時間の余裕がある方は、受給申請をしてみてもいいかと思います。

ただ、あいにく失業手当は一挙に満額支払われるのではなく、徐々に定額ずつ払われるので、全部払い終わるまで待つと半年くらいかかります。

時間と労力と金額を天秤にかけて、自分に必要だと思うものを選択するとよいのではないでしょうか。

まとめ

そもそも受給していないので、この項に関して私は偉そうなことがいえませんが、一応以下の通りです。

  1. 『自己都合退職』の場合、受給まで3か月かかる
  2. 海外にいながら失業手当受給は不可能

さて、これで保険・年金・税金関係の手続きがひと段落つきましたが、まだ海外には行けません

次回から『住民票末梢』『ビザ申請』『海外旅行保険』などの項目についてまとめていきます。

スポンサーリンク

コメントを残す



このページの先頭へ