ドイツ人と日光浴『liege in der Sonne』イディオム表現を知ろう

日光
日本ではいわゆる『てにをは』と呼ばれるような助詞の使い方は、外国人からみても難しいとされていますが、それは我々が英語やドイツ語の前置詞を難しいと思うのと同じです。

英語でも、inなのかunderなのかはたまたofなのかfromなのか、悩まれる局面が数多くあったことでしょう。

ネイティブであれば、一々思い悩まなくても自然に出てくるようなところですが、外国語となると試験問題の前でいくら勘を働かせても答えが違っていることが多々あります。

ドイツ語でも前置詞の難しさは同様で、これに関してはやはり他の助詞と同様に、数をこなして慣れていくほかにないと思います。

そして、ドイツ語の前置詞はあとにくる名詞の格を変化させますので、それぞれの前置詞があとにくる名詞をどのように変化させるのか、を必ず一緒に覚えるようにしておきましょう。

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太陽の中に寝そべる?

答えを先に言ってしまう前に、少し考えてみてほしいのですが、以下のドイツ語は日本語に訳すとどのようになるでしょうか?

例1:Ich liege in der Sonne.
ちなみに、liegenは寝そべるという動詞で、Sonneは言わずもがな空に耀く太陽です。

外国人はこれが好きで、よく公園や海辺などでしています。ところによっては彼らは割と平気で裸で寝転がったりしていますが。

例1の日本語訳の正解は『私は寝そべって日光浴(日向ぼっこ)をしている』です。

日本人であれば、つい『下』を示す『unter』を使って文章を作ってみたくなりますが、『in der Sonne』が正解です。

寝そべって日向ぼっこをする=in der Sonne liegen

という形になります。ちなみに、この『liegen』のところを『sitzen』に変えれば『私は座って日向ぼっこをしている』ですし、『日向に出る』としたければ
Ich gehe in die Sonne
.となります。

ちなみに、以前Yahoo!ニュースで見かけましたが、世界一裸で日光浴が好きな国はドイツだそうです(出所が中国報道なのであれですが)。

世界最大規模のオンライン旅行会社、エクスペディアの調査で、「裸で日光浴」をするのが世界で最も好きな国はドイツであることが分かった。米タイム誌の15日付の報道として、中国・環球網が同日伝えた。

(参照:Yahooニュース)

最近では、ヨーロッパの異常気象の影響で雨が続いたり、猛暑がもどってきたりと問題が多いですが、今も昔も日光浴はドイツ人のたしなみの一つです。

では、単に『外に出る』としたければどうしたらよいでしょうか?

ここで注意しなくてはいけないのが、Er geht in den Himmelとしてしまってはいけないということです。

これにしてしまうと、『彼は外に出る』にはならず、『彼は天国に召される』になってしまいます。

その場合は、普通に『外に』の副詞であるdraußenを用いて、以下のようにいいます。

例2:Ich gehe nach draußen(私は外に出る)

重要なボキャブラリー

liegen:動詞
寝そべる、横になっているという意味です。人間以外にも、『Die Stadt liegt am Meer(その町は海の近くにある)』のように、無生物にも使えます。ちなみに、liegenは自動詞なので、『寝かせる』にしたい場合は他動詞の『legen』を使います。

die Sonne:名詞
太陽(まれに恒星)という意味です。die Sonne(太陽)は女性名詞、der Mond(月)は男性名詞なのでセットで憶えましょう。

draußen:副詞
外で、という意味と、遠く離れて、という意味があります。drinnenでは『室内で』という反義語なので、これもまたセットで憶えましょう。ちなみに、『Ich bin wieder draußen』で『私は刑務所から出てきた』という意味にもとれますので気をつけましょう。

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