ドイツで大学受験するためにまずは現地の語学学校を選定しよう

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photo credit: dumbledad via photopin cc

前回、必要とされる語学レベルをまとめましたので、今回のトピックは、そこに到達するまでに必要な語学準備手段・語学学校の選定に関してです。

ただ、数多くある語学学校の一つ一つを私も参加したことがあるあけではないので、ここではおおまかな概要だけを述べ、具体的な選定などは後述するように、専門の代理店さんやサイトなどを参考にしていただいたほうがよいと思います。

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語学勉強の準備、語学学校の選定

前回、自身の渡航のおおまかなスケジュールを練るところまでまとめました。社会人の方であれば、退職日から起算して、狙っている応募時期までにどれだけドイツ語の力をつけられるか、がカギになってきます。

というわけで、大学院受験を狙う際には、とにもかくにもこの『語学勉強』が重要ですので、必然的に、語学を勉強するやり方、場所、なども重要なものになってくるわけです。

まず、やり方に関してですが、ドイツ語の勉強方法をおおまかにまとめると、以下の3通りでしょう。

  1. 独学する
  2. 私設の語学学校に入学する(国内外問わず)
  3. 大学の語学準備コースに参加する

(最近は、上記に加えてスカイプなどを使って行う『オンライン受講』のようなものもあるようですが、それも独学の一つとしてカウントして、今回は割愛します)

前述しました通り、一般的な大学入試に必要条件とされている『C1』レベルのドイツ語水準に達するには、「1:独学する」だけでは中々難しいところがあります。

読解だけならまだしも、TestDaFやDHSと言った、『C1』レベルを証明するための試験のなかには「会話」の試験科目があるからです。

そのため、「2:語学学校」か「3:大学の準備コース」と組み合わせる形になりますが、私は、まず語学学校入学前に独学をおこなう、「1→2(→3)」の流れをお勧めします。

語学学校入学前に、最低限ドイツ語の教科書などを買って、2週間ほど目を通しておけば、ある程度の流れがつかめ、習得もスムーズになります。この、具体的にドイツ語未経験者が最終的にC1レベルに達するまでの流れに関しては、またいずれまとめていきたいと思いますので、今回は語学学校選定までの流れです。

国内外の語学学校に関して

次いで、語学学校のカテゴリを大きく二分してみましょう。おおざっぱに分けると『1.日本国内で受講可能なもの』と『2.ドイツ国内で受講可能なもの』です。

以下、それぞれのメリットデメリットを見てみましょう。

  • 日本国内で受講可能なもの(GOETEなど)

    メリット :

    • 日本語が通じる教師が多いので、細かいところの説明などを受けやすい
    • 仕事や、アルバイトを続けながらでも通学可能

    デメリット:

    • 生活の中でドイツ語をつかうことができない(教師など、一定の人のドイツ語しか聞けない)
  • ドイツ国内で受講可能なもの(多数あり)

    メリット :

    • 日常生活、授業をつうじて丸一日ドイツ語を使うので、定着が早い(耳が慣れやすい)
    • 他国からも受験者が集まっているので、大学の情報収集がしやすい

    デメリット:

    • 基本的にすべてドイツ語によるドイツ語の授業(もしくは英語)
  • ちなみに私は、2.ドイツ国内で受講する、派でした。教科書に書いてあるとおりに駅や大学の案内などで会話が進むようなケースは少なく、あくまで現地での会話を通じてしか習得できない部分も多いと思います。

    ただ、ドイツ国内にいくとなれば、仕事も辞めなければいけませんし、住居費などもかかりますので、そのへんはご自身の状況とあわせて熟考されることをお勧めします。

    国外の語学学校の選定

    一応私は、2.ドイツ国内で受講する、を選んだので、ここから先の解説は、そのスケジュールに沿って進んでいく形になります。

    さて、ドイツにはたくさん語学学校があって、どこにすればいいか悩むかもしれませんが、個人的には、どこでもいいように思います。というのも、インターネットで見ただけではどんな授業か分かりませんし、学校が同じでも、講師によって授業内容は違います。

    ただし、値段と質はある程度比例するという原則は憶えおいてください。例えば、世界中に支店を展開しているGoethe Institutionは、確かに授業の質は最高レベルだとのうわさを聞きますが、その分値段も安くありません。

    また、地理的に個人的におススメなのは『自分の目指している大学院の近く』または『田舎の学校』です。

    前者は、情報収集の面で有利です。というのも、ドイツの大学院の受験の情報は、本などに頼らずに、一人で収取しなくてはいけませんし、メールを大学に送っても返ってこないことが多いです。ですので、足を運べる距離に目指す大学院がある、というのは、受験において大きなアドバンテージになりえます。

    そしてもう一点が『田舎の学校』、もしくは『日本人の居ない環境』です。どうしてかというと、どうしても、慣れない環境にあると人間は同じ人種同士で群れてしまう傾向があります。そうすると、日本語を話す機会が多くなり、必然的にドイツ語の上達チャンスを逃す羽目になりますので、多少きつくても、友だちとは全てドイツ語で毎日会話する、くらいの意気込みでやっていきましょう。

    色々と条件を書きましたが、語学学校の情報しかり、大学の情報しかり、なんにせよまずは基本的なドイツ語が読み書きできないと情報収集もできないので、まずはあまり深く考えずに、一通りのコミュニケーションができるまで(ゼロから始めて3か月程度)は、気に入った都市の語学学校に通う、くらいの気持ちでいいと思います。

    また、語学学校の紹介に関しては、様々な代理店さんがおり、サイトもいくつかあるためここでは割愛します。心配であれば、代理店さんを通して申し込みを行うでもいいですし、英語やドイツ語にある程度の自信があれば、検索して出てきた語学学校と直接交渉するという手もあります。

    大学準備コースに関して

    さて、「3:大学の語学準備コース」というものも併記しましたが、これは私設の語学学校とは違い、大学が運営しているものです。そのため、値段もそれに比べて格安です。

    基本的に、大学受験のためのドイツ語習得を目的としていますので、目的にもかなっていますし、出題されるDSH用の問題などをメインに演習していく形です。

    ただし、準備コースに参加するには、例えば『B1』を持っていることが条件である、とか、語学以外の入学要綱を満たしている、など、条件があるところも多いので、その辺の条件の調査や、交渉は現地である程度ドイツ語に慣れてからおこなうことをお勧めします。

    ですので、上述の通り『ドイツの語学学校に通う』→『ドイツの大学の語学準備コースに通う』の流れが、コスト的にも勉強の内容的にも一番おススメかと思っています。

    まとめ

    さて以前まとめた、スケジュール表とまとめておさらいしましょう。

    1. スケジュールの作成(済)
    2. 語学学校の選定(済)
    3. 退職の通知
    4. ビザ・保険関係の手続き
    5. 語学準備
    6. 大学の選定
    7. 応募
    8. 入学

    これで上記『2.語学学校の選定』まで終わりました。さあ、ある程度の下準備が完了です。次回は、渡航とドイツ国内の語学学校に通うことを前提に、実際に退職までの流れと、それに伴う事務手続きに関して記載いたします。

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