ドイツ人はケチか?友人と外食した際の会計・割り勘のルールとは?

ドイツで生活していると、ドイツ人の友人とレストランやバーなどに出かけるチャンスが多々あります。

そんな際に文化の違いを痛感するのが「お会計」の作法です。割り勘なのか、男が女性よりも多く払うのか、年上は多く払うのか、などといった日本的しきたりが、ドイツではどのようなルールなのか、今回はいくつかのケースを交えて見ていきたいと思います。

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ドイツ人はケチか?ドイツ流の割り勘マナー

まず、一番重要なのが、友人と一緒に外食した際のバーやレストランにおけるお会計の作法です。友人同士での外食の場合、基本的に会計は「別会計(getrennt)」となります。

例えば、3人でレストランに行き、それぞれ別のメニューをオーダーし、別の飲み物を飲んだ場合、最終的な会計時には「別会計」、それぞれがそれぞれの食べた分を支払う、という形になります。また、その際に、チップをいくら払うかなども人によって異なります。

よく、ステレオタイプなドイツ人のイメージですと「1セント単位できっちり等分する」という話を聞きますが、実際にはそこまで細かい人をあまり見たことがありません。

ただし、いくつか場面ごとにイレギュラーなケースがあります。以下、いくつかのシーンごとにまとめていきますので、参考にしてください。ただ、ベースは「別会計」というのを頭に入れておけばなんとかなります。

1.親しい友人と奢り合う

居酒屋などですと、後払いでまとめてではなく、ビールがテーブルに到着すると同時に支払うパターンがよくあります。この場合、いちいちみんなが財布を取り出して支払うのは面倒だということで、少数(2~3人)の場合、誰かがまとめて支払ってしまうことも見受けられます。

いわゆる「おごる(einladen)」という行為です。einladenは招待する、という意味と、(ビールなどを)奢るという意味があり、こういう場合には後者の意味で用いられます。

この場合、日本的に「いやいやそんなの悪いって」と言って支払おうとするのは粋ではありません。誰かが奢ってくれたら、素直に「おお、ありがとう」といってさっと済ませます。ただし重要なのは、その次の会計の時に、別の誰かが奢る、というのが暗黙のルールです。

3人で居酒屋に行き、ビールを一杯だけしか飲まない、というのは考えづらいので、もし次に別のものを注文したら、今度は自分が奢る番です。仮に、今回自分が奢るチャンスが無かったら、次回の際に奢ってあげましょう。

また、そんなに親しくなくても、ドイツ人の場合、居酒屋で知り合って意気投合した人がビールを奢ってくれる、ということもよくあります。よくあることですので、この場合は変に疑ってかからず、素直にいただいておきましょう。

3ユーロのビール

2.デートでは誰が払うのか

これはものすごい難しいところです、日本でも実際にケースバイケースですし、その男女の仲にもよりますし、100%正しい解答がありません。ただ、注意しておかなくてはいけないのが、日本のノリで「男だから多く出すよ」は、男女不平等だと指摘される危険を招くということです。

ですので、まだ付き合ってない意中の女性とデートで食事などに行く場合、普通に別会計でいいと思います、これはドイツ人のみならず、割とヨーロッパどこでも通用するルールです。

逆に、付き合って以降の会計のルールは、おそらくその二人の間で暗黙の了解が生まれるはずです。例えば、道端でアイスを買って1ユーロ単位まで割り勘すると人によっては煩わしいでしょうし、本当にきっちりかっちりしたタイプであればきっちり等分するでしょうし。

3.ホームパーティ

外食ではありませんが、友人のホームパーティ、いわゆる宅飲みに招かれたとします。この場合、招く側は食事などを準備しているパターンが多いので、招かれた場合はなにかプレゼントを持参する必要があります。

一般的なものですと、ビールやワイン、面白いところだと、日本酒などを持参していくと喜ばれます。

もちろん、これも人によりけりなので、何を持っていったらいいかよくわからない場合は、とりあえず「なにか持っていこうか?」と訪問前に聞いておきましょう。場合によっては、スナックとか、紙コップとか、いろいろ注文が入るかもしれません。基本的に、手ぶらはNGだと考えておいてください。

4.年上、年下、年功序列

日本ですと、年上は割と多く払うのが普通ですが、ドイツではあまり見かけません(私はまだ働いていないので、職場でのルールは知りませんが)。つまり、日本のように「年上だから」多く支払う、あるいは奢る、という現象は、ドイツではあまり見かけません。

ただ学生(自分)、社会人(ドイツ人)、社会人(ドイツ人)の組み合わせで飲みに行き、君はまだ学生だから、という理由でドイツ人が奢ってくれたことはあります。

実際にはこれもケースバイケースですが、とりあえず日本のように年上が多く払う、というルールを順守する必要はない、ということを覚えておきましょう。

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