海外渡航に際して健康保険を支払い続けることはデメリットのほうが多い

健康保険

photo credit: Thomas Hawk via photopin cc

海外に住まれた経験のある人はお判りかと思いますが、日本の社会福祉関係は先進国諸国の中でもかなりちゃんとしています(日本にいるうちは中々ありがたみが分かりにくいものですが笑)。

特に『健康保険』に関しては、医療費全額自腹という国もあるなかで実に恵まれているといってよいでしょう。

ただし、会社に勤めているときには一部会社負担だった『健康保険』も、退職と同時にその効力を失います。

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健康保険:健康保険とは何か

ざっくり言うとセーフティーネットの一つです。みんなでお金を出し合っておいて、みんなが医療サービスをうけられるようにしよう、というシステムです。

なので、たまに歯医者などにいって『500円』になります。と言われ、そんなに安いの?と思ったこともあるかもしれませんが、医療費自体はその3倍かかっています(まあそれでも安いですが笑)。

なので、健康保険に加入しないで医者にかかろうとすると、今までと比べて、医療費がすべて自腹=約3倍になると考えておけばよいでしょう。

退職するとどうなるか

退職後は、一般的に以下の3通りから選ぶことになります。

  1. 国民健康保険に切り替える
  2. 勤めていた会社の健康保険を、一定期間任意継続する
  3. 健康保険自体に加入しない

(減免などのやり方もありますが、オーソドックスなものとして以上の3つを挙げさせていただきます)

1と2の違いは何か、毎月どのくらいの支払いが発生するのか、加入しないとどうなるのか・・・・

色々と疑問点はあるかと思いますが、あくまで皆様が海外留学を目指している、という前提で話をすすめていくと、実はそんなに心配する必要はありません。

通常ではだめなのですが、イレギュラーなケースとして上記の『3.健康保険自体に加入しない』が選べるからです。

海外渡航の際の健康保険

冒頭でも述べましたが、健康保険自体が、日本の医療制度を使用するためのものですので、海外に行かれる方に関しては(扶養家族がいない限り)必要ありません(なのでこの項では、煩わしい計算方法は省きます)。

ドイツの医療技術は優れているので、日本に帰って治療が必要、といったような事態にはまず陥らないでしょう。

なので、私は上述した選択肢のうち『3.健康保険自体に加入しない』を選択しました。

1にしろ2にしろ、自腹で支払うとなったら毎月2~3万円くらいかかる計算だったので、それを渡航中使いもしない日本の健康保険に支払い続ける必要はないでしょう。

もし万が一、交通事故などで重い後遺症などを患ってしまい、どうしても日本での治療が必要、などになったら、別に後からでも健康保険に加入できるので問題ありませんし。

海外転出届けとそのタイミング

ここでも登場します、便利な海外転出届です。これを届け出ることによって、健康保険は不払いとみなされずに、帰国後も再加入できます。

そしてこれは、旅程とも少し関係があるのですが、国民健康保険の支払いの義務が発生するか否かは、『その月の末日に日本に居たか否か』によって定められます。

9月30日をもって会社を退職したとしましょう。翌日以降、健康保険は効力を失います(というか、会社から付与されていたものは廃棄させられます)

なので、10月31日までに日本を離れれば、その月の健康保険について支払いの義務は発生しません。

では、出国までに病院に罹りたかったら?もしくは出国が退職日の翌月以降だったら?という疑問に関してはどうでしょう。

国民健康保険に関しては、短期での加入も可能ですので、一旦お住まい市区町村の相談口に足を運んでみるとよいでしょう。

まとめ

  1. 基本的には、海外渡航中の健康保険の支払いは不要
  2. 保険料の発生は、その月の末日に日本に居たか否かで判断される
  3. 海外転出届を必ず忘れない!

今回はこれだけ抑えておいていただければ大丈夫だと思います(あくまで、海外渡航を前提としているので)。

次回は、『国民年金』に関してまとめていきます。

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