なぜ日本人男性はドイツ(ヨーロッパ)でモテないのか?

ドイツにいると、日本人の女×白人の男、という組み合わせは見かけますが、日本人の男×白人の女、という組み合わせはほとんど見かけません。いったいなぜ、日本人の男はヨーロッパでもてないのでしょうか。

今回は、欧州女性の意見も交え、考察を述べていきたいと思います。

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なぜ日本の男性はヨーロッパでモテないのか

もちろん、個人差はあります。こっちで3股も4股もしている日本人を私は知っていますし、美人のドイツ人と結婚した日本人も知っています。ですので、今回の記事はあくまで「傾向」として読んでいただければと思います。

1.日本人は英語が話せない

英語は、努力でなんとかなる部分です。後々詳しく述べますが、なんとなく「いい関係」から恋に発展する、日本の粋と恥じらいの文化と違い、欧州では男は女を大胆かつダイレクトに口説かなくてはいけません。ですので、英語が話せない、現地の言葉が話せない、というのはそもそも恋愛対象以前に、お話にならないケースが多いです(ドイツ人、インド人女性談)。

渋谷などで英語の話せない日本人をナンパしている外国人を見てみましょう。日本語がペラペラかどうかはともかく、少なくとも(たとえ動機は不純であっても)、一応申し訳程度の日本語を話す努力はちょいちょい見受けられます。

また、ここで問われる語学力とは、テストでいい点がとれる文法的な語学力ではありません、ジョークを交え、相手を適切に口説ける語学力です。

例えば、私の言語にまつわる失敗談を一つ紹介します。私はドイツに着たてばかりの頃、気のある女性を褒めたたえるのに「貴女は魅力的ですね」という文句を使っていました。つまり「you are attractive」です。

さて、この文句、実際には不評でした。お気づきのかたもいると思いますが、英語における「attractive」は基本的に「(外見が)魅力的だね」という意味です。つまり、これを日本語に訳するのであれば「貴女は(外見はor性的には)魅力的ですね」と、外見ばかり褒めていたことになります。そりゃ不評です。この辺は、英語やドイツ語で映画を見たり、あるいは実際に痛い目を見るなどして、実践的な語学力を身につけていくしかありません。

ちなみに、まったく英語が話せないにもかかわらずヨーロッパで彼女が作れるパターンはただ一つ、相手が日本語を勉強しているケースに限定されます。

2.日本人は体が小さい

身長に関しては、努力ではどうしようもならない部分です。グラップラー刃牙に出てくるジャック・ハンマーのように、骨延長手術を受けるか、シークレットシューズを履くかくらいしか対策がない、という悲しい現実です。

ドイツ人男性の平均身長は180㎝、体重は77㎏です。まあ、別にこれに満たなくても問題ないと思います。問題は、女性の身長です、ドイツ人女性の身長の平均は171㎝、体重は68㎏ですので、これに満たないと恋愛に発展するチャンスは正直減ります。もともと身長がでかいのに、パーティの時などあろうことか彼女らはヒールを履くので、男性側が180㎝くらいはないと見栄えしません。

https://www.laenderdaten.info/durchschnittliche-koerpergroessen.php

もちろん、中には女性のほうが大きく、男性のほうが小さいようなカップルも見かけますし、160㎝代のドイツ人女性も多くいます。体が小さくても恋愛に発展させるのは不可能ではありませんが、あくまで、マイナスとなるポイントだということです。

(分かりやすく例えると、170㎝の日本人がドイツに行くと、現地の平均マイナス10㎝ですので、日本で言うと160㎝のくらいの体感身長に変換される、ということです)

一方で、体重のほうは努力で多少補えます。確かに、ヨーロッパ人はムキムキに見えますが、彼らは自室で筋トレをしています。ちゃんとモてるために努力をしているわけです。ですので、身長のほうで多少デメリットを感じるのであれば、筋肉部分で補うことは可能です(ドイツ人女性談)。

ちなみに、顔はドイツではそこまで重要ではありません。筋肉と身長のほうが重要なようです。

3.日本人は男尊女卑である

私が付き合ったことのある欧州女性が必ず私にしてくる質問があります。それは「日本では、女性は結婚したら主婦になるんでしょ?私絶対ならないからね」という、質問というか謎の脅し文句です。

仮に結婚を意識する年齢であれば、こうした「民族ステレオタイプ」というのは確かにマイナスに働きます。少なくとも、私の知る中では、欧州で会ったことのあるほぼすべての女性が「結婚後も働きたい」と言っており(特に大学・大学院を出た女性ならなおさら)、なりたい職業第一位に「専業主婦」が燦然と輝く日本人のことをクレイジーだと言います。

似たようなマイナスに作用するステレオタイプに「日本の男は風俗に行くんでしょ?」「日本の男は家事をしないんでしょ?」「日本の男はHENTAIなんでしょ?」というのがあります。この辺は、まあ付き合っていく中でどうにか「自分は違うよ」と誤解を解いていくしかありません。

4.日本人は家族を大事にしない

そもそも、欧州人と日本人とでは、「家族を大事にする」の定義が異なります。我々日本人男性にとっては、家族を大事にする、とは家族を守ることと同義であり、夜中まで残業し、休日も接待ゴルフをし、たくさんお金を稼いで、家族にいい暮らしをさせてあげることです。

これは、おそらく「サムライは戦に行き、女は家を守る」という古き良き(あるいは悪しき)慣習が、いまだに我々のDNAに根付いているからかと思います。私の会ったことのあるカザフスタンやトルクメニスタン辺りの女性も、似たような価値観でしたので、これはアジア圏的な「家族を大事にする」の定義かと思います。

かたや、欧州人にとっての「家族を大事にする」とは、「家族との時間を大事にする」ということです。残業をする=家族より仕事が大事、休日に出勤をする=家族より仕事が大事、という解釈をされます。

ですので「日本人は家族を大切にしないんでしょ?」と聞かれ、「そんなことないよ!休日だろうと夜遅くまで働いて、ちゃんと家族が暮らしていけるように頑張るよ!」と返答しようものなら、「ほら、家族との時間を大事にしてないじゃん」と返されるわけです(ドイツ人女性談)。

これも、ステレオタイプとの戦いですので、自分は家族との時間を大切にするよ、という、あくまで個の部分を強調しなくてはいけません。

5.日本人はシャイである

謙虚であること、寡黙であること、暗に示すこと、などは日本では美徳ですが、欧州では単に内気とみなされておしまいです。もちろん、中には内気な男性が好きだという女性もいますが、基本的には「ダイレクトな感情表現ができる男」が好まれます。

そして、欧州ではアプローチは男性の仕事です。欧州女性の誰もが、日本のバレンタインデーの文化(女性から男性にアプローチする文化)をクレイジーだと言います(ドイツ人、ハンガリー人、チェコ人女性談)。

例えば、私が最近見た映画、The Age of Adaline(邦題:アデライン、100年目の恋)という映画の冒頭で、男が主人公の女性を口説くシーンがあります。主人公の女性が乗り込もうとするタクシーをストップさせる、主人公の女性の職場に押し掛ける、など、もはやこれを日本でやったらストーカー以外の何物でもありませんが、なんかヨーロッパではありえなくもなさそうだと思えてしまいます。

飢えた獣のように主人公を口説くマイケル・ユイスマンス

いや、別にここまでやる必要はないと思いますが、やはりある程度こちらからいかないと、得られるものも得られません。

ドイツで求められる理想の男性像

さて、最後に、会社の募集要項ではありませんが、どんな人材が求められているのかをまとめてみましょう(あくまで「傾向」ですので、あまり真に受けないでください、半分ジョークです)。

  • ゲルマン系女子(TOEFL105点)を惹きつけるウィットに富んだ会話ができる語学力(英語、またはドイツ語も可)
  • ヒールを履いたゲルマン系女子(171㎝+5㎝)と釣り合う高身長
  • ゲルマン系女子(68㎏)をお姫様抱っこできるレベルの筋肉
  • 真剣なお付き合いができるドイツ国内への長期滞在者(ワン・ナイト・ラブ目当ての旅行者はNG)
  • 振られてもなおアプローチできる不屈の精神力
  • 家事も料理も一緒に手伝ってくれる包容力

婚活サイトも真っ青のハイスペックな募集条件ですね。まあ、探せばこうした条件を満たした男性はいるでしょう、日本には1億人も人口がいますので。

しかし、ここでもう一つ、今度は需要と供給の問題が生じます。こんな、語学堪能で高身長で筋骨隆々で女に積極的にアプローチできて家事も一緒にこなし、そしてドイツへの転勤がおこなえるような大企業に勤めるようなハイスペックの日本人男性が存在するのであれば、果たしてそれを、利に聡い国内の日本人女性が放っておくか、という問題です。

おそらく、答えはNOです。こんな条件を満たす日本人男性は、ドイツに来る前に、世界で最も妻として理想的と評される「日本人」の、美人な奥さんを捕まえている(捕まえられている)でしょう。こんなハイスペックの日本人男性はあまりドイツには出荷されてきません。

そして、以前もどこかで書きましたが、ドイツ人女性は、日本人が求めるような「女性的かわいらしさ」をあまり持ちあわせません。もちろん、美人ですし、知的ですし、グラマラスなのですが、いわゆる日本人受けする「かわいらしさ」とは少し違うベクトルなのです。

というわけで、確かにドイツで日本人男×ドイツ人女性のカップルを見かけることはあまりありません。日独の国境を越えた恋愛ゲームの勝敗は、果敢に日本人女性を攻め立てるドイツ人男性にいつも軍配があがる、というわけです。

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