ドイツで就活:面接を受ける際の服装や質問事項は?

ドイツで就職活動をするにあたって、「面接」は避けては通れない課題です。この、ドイツにおける面接は、日本とはいろいろな部分で異なってきます。

今回は、ドイツの就職活動の際の面接の手順、服装、質問事項などについてまとめていきたいと思います。

スポンサーリンク

面接までの流れ

今回の主たるトピックではないので、詳細は述べませんが、中小企業の場合、応募の形式は、ウェブ上でエントリー方法を見て、多くの場合、履歴書とAnschreiben(英語で言うカバーレターのようなもの)を人事部にメールにて送る形です。もっと大きい会社ですと、面接前に筆記テストのようなものを課しているところもありますし、Web募集が進んでいるところもあります。

そうすると、1週間~2週間程度で人事部から返事がきます。これは、メールで来る場合もあれば、電話で来ることもあり、電話+メール両方で来たこともありました(メールが来て10分後くらいに、今メールを送ったけど、読んでくれたかしら、的な電話が来ました)。

これは、多くの場合、合否問わず連絡が来ました。つまり、書類選考合格の場合、次の面接の日程を決める内容の連絡で、不合格の場合、この度は応募いただきありがとう云々の連絡です(多くの場合、メールにてお断りがくる)。

日程に関しては、人事部との折衝です。大体、連絡日から起算して、5~15日後くらいのスパンでしょうか、私の経験上、面接の日程を組みました。また、会社によっては別の町まで行く必要があり、その場合、交通費をくれることもあります。あまりに遠方の場合、Skype面接でも可だと言ってくれる会社もあります。

面接当日の流れ

さて、肝心の面接当日の流れです。交通費をくれるパターンの場合、使える交通機関は限られています(ICEの二等車など)。この場合、利用した交通機関のレシートは必ず取っておくようにしましょう。

服装に関してですが、金融機関に関しては「スーツ」で、それ以外の場合、そこまで厳しいドレスコードはありません。私は無難に、シャツにスーツっぽいズボンをはいていきますが。極端にくだけた格好(ジーパン、短パンなど)以外ならある程度オッケーなはずです。

さて、当日会社に到着したら、受付で面接を受けにきたむねと、自分の名前を述べましょう。受付にすでに話は通っているはずですので、あまり問題は生じません。受付でしばらく待っていると、面接官が到着、面接会場へ呼ばれます。

面接で聞かれること

さて、ここからが肝の部分です。どんなことが聞かれるのか、正直、会社の形式や自分の経歴によりけりですが、基本的には「経歴と簡単な自己紹介」「前職の経験」「前職の卓越したパフォーマンス」「会社であなたができること、使えるスキル」、場合によっては「なぜドイツに来たのか」「日本とドイツのマーケットの違いは何か」などです。

つまり、日本の会社の面接のように、奇をてらった質問、圧迫面接などは一切ありません。ひたすら面接の王道らしい質問だけをされます。

日本の新卒採用の場合、人事の目的は「即戦力」ではなく「今後伸びる人材」の確保です。とどのつまり、その時点での実力よりも、将来的に長く組織に残っていけるか、伸びしろがあるのか、などに着目します。

対して、ドイツの場合、面接の目的は「即戦力」の採用です。人事募集サイトを見ればわかりますが、年齢制限を設けているところは少ないです。代わりに、実務経験、パソコンのスキル(統計ソフトなど)、資格、語学能力、大学での成績など実践的な能力を求めています。

そして、日本の新卒採用のように企業が横並びでリクルートメントを始めるわけではないので、仕事の開始時期などに関しても非常にフレクシブルです。「いつから働けるの」「大学はいつ卒業するの」といった形で、会社と調整をしていく形です。

そして、重要なのは「賃金交渉」です。面接のときによく聞かれるのが「いくら給料欲しいの」というものです。これは、我々日本人にとっては馴染みのない質問です。この場合、私はよく、大学院卒生の業界平均を面接前に調べていき、業界平均程度、と答えています。

賃金交渉で注意しなくてはいけないのが、「Brutto(税引き前給料)」と「Netto(手取り)」の区別です。仮に独身の30歳くらいを想定すると、大体20%~25%くらい元の給料から差っ引かれる形になります。以下のツールを用いれば、手取り給料をおおよそで計算することができます。

http://www.brutto-netto-rechner.info/

面接の後

面接を終えると、最短1日~1週間程度の時間が空いたのち、面接結果が通知されます。場合によっては、二度目の面接が行われることもあります。ちなみに、私の合格したのは、正確には「Praktikum(インターンシップ)」で、Praktikum(インターンシップ)を通じて会社で働いている間に、正式な就業オファーをもらった形です。

ただ、おそらくインターンシップ経由にしろ、直接の雇用を目的とした新卒面接にせよ、聞かれることや流れ自体にそこまで違いはないはずです。

面接の合格の通知後は、正確な就業開始日の取り決め、給料の取り決めなどを行います。ちなみに、日本の会社のように会社が社宅の手配などをしてくれませんので、就業開始日までに自力で住む家を見つける必要があります。たまに会社が手伝ってくれる場合もありますが、基本こちらに丸投げです。

スポンサーリンク

コメントを残す



このページの先頭へ