音楽、お菓子、プレゼント!ロマンチックなドイツのクリスマスの楽しみ方

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日本でも12月24日はクリスマスイブということで、多くの家族やカップルが楽しみにしている季節です。駅前にはクリスマスツリーが飾られたり、レストランではクリスマス向けの料理が出たりと、普段では味わえないようなひと時を過ごせることと思います。

しかし、ここクリスマスの本場ドイツではクリスマスにかける情熱が一味違います。前回に引き続き、ドイツのクリスマスネタについてまとめていきたいと思います。

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ドイツとクリスマスの起源

以前聖ニコラウスに関する記事を書きました。こちらは12月6日のもので、ドイツの子供たちはこれとあわせて2回プレゼントがもらえます。

聖ニコラウスは3世紀~4世紀ごろに実在した人物で、12月6日は彼の命日にあたります。貧しくて売春を余儀なくされていた娘を救ったり、海難にあった人々を助けたりしたことから、彼は子供たち、貧しい者、あるいは水夫の守り神として讃えられています。

サンタクロースも起源はこちらの聖ニコラウスのものが始まりで、12月24日前後に現れるのはアメリカ商業主義の権化である、とカトリックの一部の人たちは言っています。

実際はそこまで厳格な信者はそんなにいませんので、多くの家庭で日本と同様、クリスマスを祝いますが、日本のように恋人とデートに出かけるというよりは、家族で過ごす時間にあてられることが多いです。

さて、クリスマスの起源ですが、日本ではときどき勘違いされていますがイエスキリストの誕生日が12月24日というわけではありません。以下、ドイツのクリスマスの定義を見てみましょう。

Der Geburtstag von Jesus ist eigentlich unbekannt. In alten Aufzeichnungen ist vom 20. Mai zu lesen, andere wiederrum sprechen vom 6. Januar (“Fest der Erscheinung des Herrn”) Der 25.Dezember als Tag an dem wir heute Weihnachten feiern, wurde von römischen Kopisten Furius Dionysius Filocalus im Jahr 354 festgelegt. Dieser Tag war lange Zeit der Feiertag der als Götter verehrten römischen Kaiser. In den germanischen Religionen gehörte dieses Datum zu den “12 heiligen Nächten der Sonnenwende”. Von dort stammt auch der deutsche Name “Weihnachten”, abgeleitet von “ze wihen nahten”.Die Christen waren überzeugt davon, dass Jesus die “wahre Sonne ist”, weswegen dieser Tag als Weihnachtstermin festgesetzt wurde.

『イエスキリストの誕生日は実際のところ定かではない。古い文書によると、5月20日と読むことができる一方で、別のところでは1月6日となっているものもある(主の降臨祭)。12月25日を、こんにち我々はクリスマスと定めているが、これはローマ時代にFurius Dionysius Filocalusによって西暦354年に定められたものである。この日が、長いことローマ皇帝によって神を崇拝する日として見なされてきた。またゲルマン族の宗教においては、この日は『12つの聖なる夜』の一つとされていた。『ze wihen nachten』から転じられて、ドイツ語の『Weihnachten(クリスマス)』が名付けられたとされている。また、クリスチャンは『Weihnachten(クリスマス)の語源はイエスキリストが「wahre Sonne ist(真実の太陽)」』であり、この日にクリスマスの降臨を定めていると教えられた。』

というわけで、12月25日はローマ時代になんとなく定められた日のようで、実際のイエス・キリストの誕生日は不明です。

ドイツとクリスマスの準備

では実際に12月25日に先駆けて、ドイツの街中ではどのような準備が行われるのか、少し見ていきたいと思います。

1.町中にクリスマスの装飾が施される

この辺は日本と変わらないと思います(というか日本が後発ですが)。町中や、デパートのいたるところにサンタクロースやモミの木が飾られて、夜の間はネオンが輝いています。

教会のクリスマスツリー

教会のクリスマスツリー

準備自体は11月の頭からすでになされていて、ドイツの街中は約2ヵ月程度クリスマスモードに突入します。ロマンチックと言えばロマンチックですが、当然これ目当てに多くの観光客が世界中からやってきますので、ドイツの閑静な町中もにぎわいはじめてしまいます。

また、家々のなかもクリスマス仕様にする家庭が多く、デパートに行くとこのような飾りつけ(?)をよく目にすることができます。お土産にもよいかと思いますが、飛行機の中で割れてしまう気がしないでもありません。

クリスマスのお土産

クリスマスのお土産

2.クリスマスのプレゼントが売り出される

年末年始といえば多くのデパートにとってかきいれどきです。ドイツももちろん、多くのデパートやブティック、本屋などでクリスマス商戦が開催されます。

266 Euro wollen sie laut einer neuen Umfrage im Durchschnitt für Geschenke ausgeben.

『新たなアンケート調査の結果、平均してドイツ人はクリスマスプレゼントに266ユーロを費やすことが分かった』

ドイツ人の嗜好では、本や化粧品、香水といったものからチョコレートのような簡単なものがクリスマスのプレゼントとして好まれるようです。

ドイツのお菓子

ドイツのお菓子

デパートなどにいくとこのように、クリスマス向けのお菓子などが売られています。ちなみに、以下ドイツ新聞の記事ですが、男性は夢が無いようです。

Klare Unterschiede bei den Weihnachtswünschen gibt es zwischen Frauen und Männern: Während sich Frauen – wie das Gesamtergebnis nahelegt – mehrheitlich am liebsten Bücher wünschen (55 Prozent), wünschen sich Männer am liebsten Bargeld (40 Prozent). Männer zeigen der Studie zufolge außerdem auch großes Interesse an Unterhaltungselektronik

『男性と女性とで、クリスマスプレゼントの嗜好は異なる。女性の場合、総合結果では過半数にあたる55パーセントの回答者が、好きな本を嗜好した。一方で、男性の場合40%が現金を嗜好した。また、このアンケート結果によるとそれ以外で男性は、娯楽電子製品に大きな関心を抱いているようだ』

3.クリスマス向けの食材が売りに出される

クリスマスマーケットのところでちらっと紹介しましたが、グリューワインというクリスマス仕様のワインが人気です。出店で買うと一杯2~3ユーロですが、スーパーで買えばボトル一本3ユーロくらいです。

グリューワイン

グリューワイン

また、シチメンチョウやクリスマス向けのクッキーなども12月ごろから売りに出されます。ドイツ人の意識として、スーパーで買うよりもマーケット(週1~2回程度開催される市場)で買った方が新鮮だというイメージがあるようで、ドイツっぽさを求めるのであればそちらで購入することをおすすめします。

マーケットの食肉

マーケットの食肉

4.クリスマスの音楽

最後にドイツのクリスマスソングです。さすがクリスマスの本場というだけあって、ドイツでは様々なクリスマスソングのバリエーションが存在します。

ドイツのクリスマスソング

ドイツのクリスマスソング

http://derweg.org/mwbrauch/wheilidr.htm

このサイトで音楽と歌詞がついています。例えばオーソドックスなのは『O Tannenbaum(おおモミの木よ)』という歌のようで、ヨーロッパの学生はみんなこれを知っていました。私は知りませんでした。

ただ、ドイツ語の歌は文法もときどきめちゃくちゃですし、語彙も古いので勉強にはあまり向かないかもしれません。あくまでクリスマス気分を味わうと言う体で聴いてみてはいかがでしょうか。

後は、雪が降ると格段に雰囲気が変わるのですが、今年は残念ながらまだ西のほうでは雪が見られません。日本よりもホワイトクリスマスになる確率は高いと思いますので、もしロマンチックな雰囲気を味わいたければドイツのクリスマスをお勧めします。

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