どこがおススメ?ドイツ人(外国人)が好む日本の旅行先

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ドイツと日本は遠いですし、周りを見渡しても中々、日本に来たことがある、というドイツ人は見かけません。ただし、一部のドイツ人は日本への興味を抱いていますし、実際に東京を案内したこともあります。今回は、ドイツ人に限らず、日本旅行した外国人が好む場所や食べ物についてです。

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ドイツ人と日本

昔に比べると、随分と楽に海外旅行ができるようになりましたので、人々は海外旅行を楽しめます。しかし、直行便で12時間というドイツ­日本の距離はまだまだ旅行客の客足を遠のかせる原因になっていますし、それ以外にも、物価の高さや、日本での英語の通じなさなどが妨げになっています。

ただ、最初は上述の理由で日本を旅行先として敬遠している外国人が多いのですが、話を聞くと、割とリピーターになっている人も多いようで、一度日本へ行くとその魅力に取りつかれる人も少なくはありません。

1.ドイツ人(外国人)の好む・嫌う日本の食べ物

あくまで、私の周りでの話ですので、その程度の話として気軽に読んでください。日本に来たことが無い人で、日本食が好きだと言う場合、大抵『寿司』のことを指しています。そして、日本に来たことがある人や、アジア系の人々で日本食が好きだという人は、寿司や刺身以外の、以下のようなB級グルメを好む傾向にあります。

お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き、牛丼、ラーメン、かつ丼

基本的には、味付けが濃いものは欧米人好みのようで、牛丼とか作るとえらく喜ばれます。○○焼き、○○丼、系統は軒並み外れないはずです。

お好み焼き

お好み焼き

日本酒、焼酎などは好みが分かれるところです。好きだという人もいれば、嫌いだという人もいます。ただ、日本のビールに関して嫌いだという人はあまり見たことがありません。

逆に、嫌われているものは何でしょうか。以下のモノに関しては、一般的に外国人受けがよくないです。

生卵(半熟卵)、納豆

善意で牛丼に半熟卵とか乗っけてあげると嫌がられますので、あらかじめ大丈夫かどうかきておきましょう。

2.ドイツ人と東京近辺の観光スポット

続いて、観光スポットなどに関してです。これも、恐らく人によると思いますので、あくまで参考程度に読んでください。

1.温泉、銭湯

私の周りではえらく好評です。東京近郊の箱根、草津などはレンタカーで日帰りでもいけますし、露天風呂などは感動されます。ただし、注意点として、我々とは『熱い』の基準が違います。ドイツの温泉は水温が高くとも36~7度ですので、40度を超える日本の温泉は彼らにとっては熱いです。

また、銭湯も好まれる傾向にあります。ドイツには銭湯の文化はなく、代わりにサウナ文化があります。銭湯へ行き、帰りにコンビニでアルコールとおつまみを買って帰る。このくだりは割と鉄板だと思っています。

2.秋葉原

外国人のオタク、と呼ばれる人々は日本のアニメが好きなので、秋葉原は当然好きです。ただ、別にオタクでない人も、秋葉原はある意味怖いモノ見たさで好きだという人が多いです。私はドイツ人、タイ人、フランス人をそれぞれ秋葉原に連れて行ったことがありますが、みな好評でした。

ちなみに、メイド喫茶も行きました。フランス人がメイドさんを口説いていましたが、話がかみ合わず撃沈していました。

„Akiba“ ist einer der größten Besuchermagneten Japans. Technikbegeisterte finden hier Elektronik von superalt bis brandneu, vom einzelnen Transistor bis zum kompletten High-End Gerät. Mekka ist es auch für Computerspieler und bekannt für die zahlreiche Cosplay-Cafés.

『「アキバ」は日本でも有数の魅惑的スポットである。特に、技術愛好家の人々は、ここで、古いモノから新しいものまで、トランジスタから最高仕様の機械まで見つけるができるのだ。そして、ゲーム関連や多くのコスプレカフェ(恐らく、メイドカフェのこと)でもこの町はメッカである。』

3.ショッピング(代官山、原宿、新宿など)

他のヨーロッパはどうだか知りませんが、ドイツは割とファッションを気にかけない文化です。特に、ベルリンやフランクフルトなど大都市は割とお洒落な人もみかけますが、大学都市に行くと服に拘る人はあまり見かけません。

というわけで、日本のファッショナブルな店へ連れていくと、ひどく興奮します。問題は、サイズ感が合わないことです。スペインやポルトガル、フランスなどの南欧の人はそこまで大きくないのですが、ドイツ人など北欧側の人々は軒並み身長がでかいので、サイズに合う服を探すのに苦労します。

4.築地市場

外人は迷惑だとよくクレームになっていますが、それでも新鮮な魚介類は鉄板です。別に築地市場でなくてもいいのですが、なんとなく、あの雰囲気が良いようで、私が連れて行ったときには期待以上に興奮してくれました。

ちなみに、築地に限らず、海が見えるところは割とどこでも興奮してくれました。お台場とか。

5.ナイトスポット(特に渋谷)

六本木よりも渋谷がいい、という外人が多いです。私の友人に理由を尋ねると、六本木の外人はろくな奴がいない、というのが理由の一つと、六本木の日本人は外国人目当てだから面白くない、渋谷のリアルな日本人と絡みたい、とのことでした。

バーや居酒屋などでは、基本的に他グループとの接触を彼らは好みます。学生さんとかで、ノリが良ければ受け入れてくれるのですが、この辺はドイツと日本は違うし、そもそも英語話せるやつなんてそんなにいないぞ、って言っても無理矢理突っ込んでいきます。

ちなみに、日本が好きな外国人の半数以上は『日本の女の子』が好きなので、バーなどで彼女らと話すことができればそれだけでも満足してくれます。

6.その他

あと、観光地ではないですが、外国人受けの良いモノ一覧です。まず、着物や浴衣などは外国人の女の子受けがよいです。浅草などでは着物試着もできますし、中には高いのに買って帰る子もいます。

浅草

浅草

原宿や下北などでできる似顔絵なども受けが良かったです。色々と種類があるようで、ちゃんと本人の顔に似せてくれるものから、コミカライズしてくれるものまでまちまちです。

スポッチャやバッティングセンター、ゴルフの打ちっぱなしなども、スポーツに興味があるのであればアリです。ただ、これらの場合、都心には中々無いので、ちょっと遠くまで足を運ぶ必要があります(昔は歌舞伎町にバッティングセンターがあった気がしますが)。

時期であれば、大学の学園祭など、イベントごとも悪くありません。人それぞれのニーズがあると思いますが、私の友人たちは、割と生の日本(東京)を経験したい、という人たちでしたので、こういった上記のような場所に興味を示してくれました。

また、東京ではありませんが、富士山、白川郷、京都なども外国人人気の高いスポットです。