ドイツでの生活と様々な新しい体験がドイツ語の勉強には最適!

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私は、ドイツ語学習最初のほうで『Steuerberater(税理士)』という単語を憶えました。今でも憶えてますし、多分忘れません。

ドイツに来た始めのころ、ゲストファミリーとの会話で、家族の話題に触れました。そのとき、ホームステイ先のお母さんに『お姉さんは何をしているの?』と聞かれ、とっさに持っていた辞書で調べた単語がそれだったからです。

人間、ある印象的な体験とともに覚えたことは中々忘れません。それがある程度難しい単語であっても、難しい成句であろうと、体験とともに脳が『この情報はいつか必要だ』と認識し、憶えていてくれるのです。

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体験と学習

『ドイツの偉人たち』のカテゴリで、フロイトの話題に触れましたが、我々の脳の『無意識』の部分というのは、結構頑張って働いています。

彼の功績は、今でこそ心理学・精神分析が発展して過去のものとなっていますが、当時としては恐ろしく画期的なものでしたし、今でもたくさんの文献に引用されており、まさに『精神分析の父』というだけでなく『近代思想の父』という名を冠するにふさわしい人物でしょう。

おそらく、我々が猿だった時の名残でしょうか。例えば、我々の先祖が、なにか危険な物事に遭遇したとします。なんでもいいのですが、火を焚いていたらうっかり火石が飛んできて、顔に当たったとしましょう。

その『火石』が飛んできて顔に当たる、というのは、一歩間違えれば失明しかねない重要な体験です。これを、脳は『必要な体験』としてインプットし、以後、火を焚くときには不用意にその周りに近づかないことを学習し、頭の抽斗にいれておきます。その抽斗は、同じようなシチュエーションに遭遇した時、危険から回避するために再び開かれます。

体験の学習方法

これを、日々の学習に応用しようとすれば、別に危険な出来事でなくてもいいのですが、何か『印象的な出来事』とともに学習すれば、自ずと脳が重要な体験として頭の抽斗の中にちゃんと憶えていてくれます。

はじめて床屋へいって髪を切る、はじめて電車に乗って遠くに行くために窓口で切符を買う、はじめて外人局でビザを申請する・・・などなどです。

こうした、新しい物事にドイツでチャレンジするときは、必ず新しいフレーズや単語を使ってみましょう。その場ですぐにはできないと思うので、事前準備が必要です。

それを、恐る恐る鉄道の窓口のお姉さんに伝えてみて、上手く伝わったら、その成功体験は、あなたの脳に焼き付きます。

確か『ONE OUT』という野球漫画で、頭脳派のピッチャーが、敵のバッターに変なフォームでホームランを打たせ、変な成功体験を植え付けることで、そのフォームを崩して翌日以降まったく打てなくした、という回がありました笑

そこまで大げさな効果は望めないでしょうが、机のうえでコツコツと勉強するのとは違った成果が生み出せるでしょうか。

採点

名称:体験学習法
汎用範囲:A1~C1
習熟度 :★★★★
即効性 :★★★★
面白味 :★★★★
コスト :したいことに応じて(床屋へ行くなら床屋代、映画館でチケットを買うなら映画代)

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