ドイツで医師(Arzt)の診断を受ける:医者の種類と良い医者の見分け方

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日本に住んでいても、医者の種類は様々です。目が眼医者、鼻水がとまらなければ耳鼻咽喉科、骨折をしたら整形外科・・・などなど。今回は、ドイツで診療するにあたって重要な「医者の種類」についてまとめていきます。

この医者の種類をはき違えると、そもそも骨折したのに内科へ行ったり、虫歯なのに神経科にいったりと、いらぬ間違いを起こしてしまいますので気を付けましょう。

また、予約や持ち物、保険の使い方などに関しては次の記事でまとめる予定です。あくまで今回は『ドイツの医者の種類』という記事です。

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ドイツの医者の種類

もし病気になった場合、自分で最寄りの医者を調べてそこへ行かなくてはいけませんが、そもそもどんな種類があるのか、ということを知っておかないと話になりません。

ドイツ語の医者の総訳に関してはこの記事の最後に掲載しておきますが、以下主要と思われる3つの専門医です。

  1. Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター
  2. Augenärzte:眼医者
  3. Zahnärzte:歯科医

以下、それぞれの医者の説明をしていきます。

1. Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター

ドイツにいる際にもっともお世話になる頻度が高いと思われるのがこの『Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター』です。

どんなものかというと『体の不調を感じた時に訪れる』ところです。例えば、喉の奥が痛かったとして、素人には耳鼻科の範疇なのか器官や肺の病気なのか区別がつきませんが、そういったときに適切な助言をくれるところです。

そこで診断された結果、アドバイス(2~3日ゆっくりしてなさい等)で良くなるようであればそこで終了ですし、精密検査や手術が必要だと判断されたら別の医者を紹介されます。

私の場合は、発熱と寒気で最近ではこの『1. Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター
』かかったことがありました。その場で聴診器を当てられて、呼吸音を聞かれて、あとは症状を答えたら『感染症(何かの)です。1週間もきちんと栄養をとっていたらよくなりますので、それでも治らなかったらまた来てください』と言われ、1週間もたつと良くなりました。

経験上、薬はそんなにくれない印象です。問診→的確なアドバイス、という形ですので、若干不安になるかもしれませんが、前の記事でまとめたように、多くの風邪に抗生物質は効きませんので、よく食べて、寝ることが治療の早道です。

以下、良い『Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター』の見分け方だそうです。

Die Wahl des richtigen Hausartztes ist Vertrauenssache, dabei ist nicht nur die Qualifikation des Arztes von Bedeutung,sondern auch der Umgangston muß stimmen.Allgemeinmediziner sind Ärzte erster Wahl, da sich 93% der Patienten sich bei medizinischen Fragen zuerst an einen Hausarzt wenden.

『かかりつけ医の選択は慎重におこなう必要がある。それは、単に医者のレベル(質)だけの問題ではなく、口調などにも気をつけなくてはいけない。総合科医は、体の不調を感じた人々の93パーセントが最初におとずれるところである。』

私も何度か訪れていますが、人によってはフレンドリーですし、人によってはさばさばしています。命にかかわるような病気というものはそう多くはないはずですので、重要なのはやはり『安心感』です。

自分の意見や症状をはっきりと伝えられるか、それらに対してバカにせずに、しっかり応対してくれるのか、そういったところがドイツでかかりつけ医を見つける際に重要な観点です。

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2. Augenärzte:眼医者

熱、頭痛、吐き気などに関しては、正直素人目にはどこの疾患なのか分かりづらいので、上述したAllgemein- & Hausärzteにかかる必要がありますが『眼』に関しては症状がはっきりしています。

そのため、迷うことなく眼医者を訪れることになると思います。例えば充血、コンタクトによる目の損傷などなどです。

私もそう何度も眼医者にいった経験が無いので、良いドイツの眼医者の見分け方などあまり分かりませんが、先ほどのサイトからふたたび『良い眼医者』の定義を拝借します。

Ein guter Augenarzt nimmt auch scheinbar kleine Probleme ernst und preist private Zusatzleistungen nicht über Gebühr
Das Auge ist ein Hochleistungsorgan, darum ist es so wichtig, sich bei gesundheitlichen Problemen immer in die besten
Hände zu begeben.

『良い眼医者とは、表面上小さく見える問題も慎重に取扱い、自分の技量をひけらかさない。「Das Auge(眼)」とは高性能な身体器官である。そのため、健康上の問題が生じた時は最良の医者にかかることが重要である。』

よくわかりませんが、要するに『小さなことにでも親身になって対応してくれる』というところがミソなのでしょうか。確かに目は重要な器官ですので、あまり大ざっぱな人には任せたくないです。

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3. Zahnärzte:歯科医

多分、ドイツ滞在中に医者のお世話になる頻度で言ったら、この『Zahnärzte:歯科医』か最初に紹介した『1. Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター』かというところだと思います。

ちなみに、次回の記事で『予約の仕方』をまとめますが、予約せずに歯医者に行くとこれでもかというくらい待たされるので注意しましょう(保険の有無責に関しても別の記事でとりあげます)。

説明は不要かと思いますが、歯医者に行くのは『歯が痛い』とき、ないしは詰め物などがとれたとき、だと思います。

基本的には優しいです。私もドイツで詰め物がとれたときにお世話になった程度ですので、詳しくは分かりませんが、有無を言わさず手術!みたいな機械的なものではありません。

いい歯医者の定義とは以下の通りだそうです。

Ein guter Zahnarzt begnügt sich nicht allein mit Raparaturarbeiten, sondern stellt auch die Prophylaxe in den Vordergrund, er sollte ausführlich informieren, was sich gegen Karies und Parodontose machen lässt

『いい歯医者は治療(修復)で満足するのみならず、予防をも強調する。彼は、どのようにカリエス(腐敗)や歯周病を防ぐにはどうしたらよいかと、詳しく説明してくれる』

尤も、そんな専門的なことをドイツ語で説明されても理解できるか怪しいところですが、とりあえずこうした定義づけのようです。

次回の記事で『医者の探し方』『予約の仕方』『持ち物』などについてまとめていきます。

また、以下ドイツの医者の種類になりますので、参考にしていただければと思います。

ドイツの医者の種類日本語訳

  • Allgemein- & Hausärzte:大衆医&ホームドクター
  • Ärzte für Gynäkologische Endokrinologie & Repromed.:産婦人科
  • Augenärzte:眼医者
  • Chirurgen:外科医
  • Frauenärzte:婦人科
  • Hautärzte (Dermatologen):皮膚科
  • HNO-Ärzte:耳鼻咽喉科
  • Innere Mediziner:内科
  • Kardiologen (Herzerkrankungen):心臓科
  • Kinderärzte & Jugendmediziner:小児科
  • Naturheilverfahren:自然療法科
  • Neurologen & Nervenheilkunde:神経科
  • Orthopäden:整形外科
  • Physikal. & rehabilit. Mediziner:物理療法士&リハビリ科医
  • Psychotherapeuten & Psychiater:精神療法士&精神科医
  • Radiologen:放射線科医
  • Rheumatologen:リューマチ科
  • Sportmediziner:スポーツ療法士
  • Urologen:泌尿器科
  • Zahnärzte:歯科医
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